震災前に描いていた宮城県七ヶ浜町の水彩スケッチを、画文集としてまとめたものです。
サブタイトルにあるように、その本は七ヶ浜町の灯台を探し歩き、その途中のいろいろなものごとを描いた水彩画集です。
2013年の3月に開催した震災復興支援個展にタイミング合わせて印刷した700部も、おかげさまで、手元に20部ちょっとを残すだけとなりました。(取り扱いしてくださっている、七ヶ浜の稲妻呉服店さん・民宿ととやさん・七ヶ浜町役場さんには若干在庫があります)
先日、宮城ケーブルテレビマリネットの番組の収録が七ヶ浜でありました。
番組の核は画集でした。灯台というキーワードで風景を見直すことで、新しく見えてくる風景があるのではないか。それを対話形式でロケしてきました。
ともにうつっているのは、千賀の浦お散歩隊の隊長津川さんと、局のスタッフ智子さん。津川さんとは震災以降、いろいろ面でタッグ組ませていただいてます。
お調子者なのか怖いもの知らずなのか、このわたしめ、今回なんと「朗読」にもぶっつけ本番でチャレンジしています。(といっても、声だけなので編集してくれるらしい)。
今回のロケではうれしい初対面もありました。
悪巧み進行中の和紙工房「潮紙」ボスからウワサに聞いていた、Yさんとの出会いです。
震災後ボランティアで七ヶ浜に来て、そのまま住み着いたツワモノです。さんざん武勇伝?を聞いていたので、さぞコワモテかと思っていましたが、とても笑顔が印象的な青年でした。ツワモノは笑顔が優しいんだな。
無事収録は終わり、このあと編集され、2月の塩竈七ヶ浜圏ケーブルテレビ・マリネットの「千賀の浦お散歩隊」という番組で放送されます。
放送日などの詳細は以下です。
《放送局》 宮城ケーブルテレビ マリネット
《放送チャンネル》 コミュニティチャンネル 地デジ11ch
《番組タイトル》 千賀の浦お散歩隊
《初回放送日》 2月1日(土) 20:10〜 *約20分
《放送期間》 2月1日(土)〜2月7日(金) *この期間、再放送が一日3〜4回程ございます。
どうぞ、ぜひご覧ください。
そして、2月18日からの仙台・晩翠画廊での個展にぜひ来てくださいませ。
こちらでは同じ朗読でも、プロのフリーランスアナウンサー黒田弘子さんが美声で聞き応えある朗読を披露してくれます。
その朗読が聞けるのは2/21金曜日午後6時半からのギャラリーリーディングライブ(ギタリストの那須尚平さんのギターも泣かせます)です。
会費2000円・要予約ですが、こちらもあわせてぜひどうぞ!(晩翠画廊022−713−6230、あるいは古山までメールでも可 takufuruyama□gmail.com=□部分を@に変えてください。)
ご参加、お待ちしています。