制作のラッシュが続いてるけど、仕事場のカオスに堪え兼ねて、本日仕事場の片付け断捨離。(まあ、若干ですが)
隅っこから最古(笑)のクロッキーブックが出現。
その中にこっそり挟まるように、アニメーター原画マン時代の原画習作が出てきた。
今から25年以上前の作。たぶん、24.5歳のころのもの。
当時は月月火水木金金で、泊まり込みも多々という労働環境にあってか、仕事の残滓をアーカイブしておくなんて気持ちはさらっさらなかった。なので、手がけた原画は、書き損じの1枚たりとも手元に残っていないと思っていた。
しっかし、あらためて四半世紀を経て対面したこの絵には、まったく立体感ってものがないよ(泣)
でも、スクラップしてあったということは、当時の自分の自信のアラワレなのだろう。
「若い」ということは「怖いもの知らず、自分がイチバン!」ということだね。
それでもだ、魑魅魍魎うずまく絵の世界において、怖いもの知らずだったから、なんとかやって来れたのか、とも思う。
その時からまた四半世紀。重ねるものを重ねてしまった今だからこそ、当時の「怖いもの知らず」が大切だな、とあらためて思った。
この1枚には、しみじみといろんなことを考えさせられました。
ありがとう、「原画習作」。そして過去のジブン(笑)
posted by タク at 19:08| 宮城 ☁|
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