2015年01月12日

アルティオ雑感

昨日は東日本大震災の月命日でした。
1/9にアトリエ アルティオをオープンしたのも、思い返せば発端の一つは、その震災にあったように思えます。

震災から以降何度か書いていますが、こと仙台においてイラストや絵を取り巻く環境は、それ以前とはがらっと変わった、というのが、私の肌感覚です。描いて暮らしていますので、それはある意味ダイレクトに感じています。
震災以降、仕事において自分なりに様々なカンフル剤を打ってきました。いい結果に結びついたこともあれば、空振りに終わったこともあります。
その中で常に頭の片隅に芽生えていたことが、常時「見てくれる人と接する場」を持ちたい、ということでした。

この感覚は震災前は無かった、と言っていいです。

とはいえ、場を作るには、いろいろとクリアしなければならないことがありすぎました。積極的に動いていたかというと、目の前のことをこなすのが精一杯で決してそうではありません。
そこにいくつかの出来事が起こりました。

一つは交通事故。
もう一つはあちこちで開催した個展。
最後に旧友との再会。
それら三つがかさなり織り合って、マチナカのアトリエ アルティオ開設という足元を固める流れになったように思えてなりません。
あらためて、今回の開設にあたって、機会はどこからかやってくる、そして、すべての出来事は繋がっているということを感じています。

余力など全くない中での開店でしたので、自力でやらなければならないことがたくさんありすぎ、店の顔まで力及ばずでのオープンでした。が、最後に大きな助けをくれたのが、いつも創作活動に発破をかけてくれている塩竈の学習塾CHAMPの社長でした。「ガラス面がさみしいね。全面ウィンドウにカッティングシート施工をプレゼントしよう。完全データをよこしなさい」

こうしてなんとかお客様の目に留めてもらえる外観が出来上がりました。

写真111.jpg

写真 2.JPG


アトリエ アルティオの開設が今後どんな風に人様と繋がっていくかわかりませんが、無数の繋がりの結びついた結び目だと思っています。その結び目をより大きくしていくことが、いままで助けてくれた人々への恩返しになるのかなとも思っています。

1994年、イラストレーターとして独立したおり、最果てにいつも立っている気持ちでいよう、と、屋号をランズエンドと名付けました。
好きなケルトの地、イギリスコーンウォールの岬の名前からとったものです。
アルティオ『ARTIO』はケルト語で「クマの女神」を意味しています。家族からよく「クマクマ」いわれているので、ケルト語ではクマをなんというのかしらべたところ、ARTIO。奇しくもARTという綴りがはいっていました。
世の端っこで描いているケルティックなクマの住処。
ランズエンドとアルティオは二つで一つ。
これからもがんばっていこうと思います。


posted by タク at 10:07| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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