2015年09月29日

バタフライエフェクト

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前にも書いたけれど、庭先でチョウチョとよく会います。

ムラサキシジミだけど、合うとラッキーな気持ちになるから不思議。


チョウチョといえば、バタフライエフェクトっていう考え方がありますね。地球の裏側のチョウチョの羽ばたきが波動を起こして地球のこっち側の台風を起こす、みたいな考え方です。実は密かにアリだなって思ってる。もちろんいい意味で。


リーマンショックの時、仕事が減り、なんとかせにゃあ、と業界売り込み用に描き作った10ページほどの「七ケ浜スケッチ紀行」手製本の冊子が、震災後に自費出版画集となり、それがまたいろいろな縁をゆっくり静かに呼んでくれています。もう在庫ほぼ底ついたけど…。


昨日は、友人が縁を繋いでくれた、復興支援NPOの方が、七ケ浜復興支援企画の件でアトリエに来てくれました。

なんだかバタフライエフェクトみたいだな、と、ふとムラサキシジミを思い出しました。


忘れるくらいゆっくり静かに、が、バタフライエフェクト独特の波紋なのかもね。


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2015年09月27日

10月1日から藤崎個展

10月1日から仙台の藤崎デパートにて個展を開催します。
イタリア、イギリス、スペイン、ポルトガル、北欧といった欧州の光、インドの空気、そしてふるさとである東北風景を中心に展示します。また、宮沢賢治の童話をモチーフにした作品群もラインナップします。

タイトルは「風のみちしるべ」。
実は、日常であってもあちこちに未来へいざなう「目に見えない道標(みちしるべ)」が立っているように思えます。それが不思議なほど立ち現れるのが旅なのでしょう。
「どうして、あの町に降り立ったのだろう?」
「なぜ、あのカフェに席をとったのだろう?」
思い返すとそれら一つ一つが「今」に至る道標でした。

来年は、初個展から20年の節目となります。
全く進歩がありませんが、そんな節目を前に、今まで信じた道標を振り返ってみました。

今回はおかげさまで藤崎本館美術ギャラリーの全スペースを使っての展示となります。
ゆっくりとご覧いただけるこの機会に、ぜひご来場ください。お会いできることを楽しみにしています。

古山拓水彩画展「風のみちしるべ」
会場/藤崎本館6階 美術ギャラリー
   仙台市青葉区一番町三丁目-2-17 電話022-261-5111(藤崎代表)
会期/10月1日(木)〜7日(水)(最終日は午後4時半閉場)

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2015年09月23日

秋空随想

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大学生活も残り少なになってきた娘が、この連休、友だち達と日帰り路線バス旅にいってきたようだ。
かえってきて、「来年はさよならなんだよね〜」としんみり。
部活に、バイトに、卒論にとめいっぱい大学生活を送ったが故の、秋の空だったに違いない。
みなそれぞれの道を新たに歩み始める前の秋の空気は、美しくもあり切なくもあったのだろう。

自分の学生時代、そんな秋を送ったのだろうか?
当時はバブルのころ、なんとも無意味に鷹揚な時代だったと思う。
それゆえだからか?そんな想いを味わうこともなく学生時代は終わってしまったように思う。

今の学生は大変だと聞くし、経済が停滞した中で育った彼らは、私のこととは違うこともわかる。
けれど彼らは彼らなりに私たちが持ち得なかった、目に見えない財産を手に入れているんだ。きっと。

今朝、庭先で蝶々が私のまわりを羽ばたいて、肩に止まった。ふと視線を地面にやると、コンクリートの上にバッタが。そっとつまみあげて花壇に放つと、奇麗な姿の小鳥が三羽、庭先の木にやってきてさえずっていた。
なんと豊かな流れだろう…と思った朝が、夕方の娘との会話に、秋の空気として繋がっていた、そんな気がする。

絵はヨークシャーの風景です。
丘が広がるだけの、小鳥のさえずるだけが聞こえる、ただそれだけの風景でした。


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2015年09月19日

自然の恵み

個展の制作で風景画づいてて、建物や町という風景に少々疲れ気味。ふと、先日お客様からいただいたさくらざくろ(だと思いました.間違ったらごめんなさい)を思い出した。
気分転換に描き始めたら、やめられない止まらないのかっぱえびせん状態。

自然の恵みモチーフには、風景のすべてが詰まってる。
川の流れ、山の起伏、色合いハーモニー、森羅万象の緩急、間合い…。
もちろんだから風景描くと同時に静物を描くのが大切なんだな、と、あらためて自然の恵みに感服しました。
自然回帰でストレス解消でした。

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2015年09月14日

忘れかけてたイラストレーション

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久しぶりに、ほんと忘れてしまいそうなくらい久しぶりに、住宅関係のイラスト制作打診が入った。

不動産広告の業界はここ数年CGやキャドデータを使うことが主流だ。….さては先祖帰りか?…時代は繰り返すとは言うけれど。

「過去の仕事サンプル、持ってきて〜〜」との古い付き合いのデザイナーF氏からの要望に応えるべく、探した探した。ハードディスクをごそごそと。
あらためて探してみると2004年から2009年くらいまではまだ手描きがあったんだねえ。
そのあとはすっかりナッシングだ。震災以降は、文字通りぱたりと無くなった。それはもういさぎよいくらい(笑)

基本的に私が発注いただくのは、アバウトな空気を漂わせたいときが多かったように思う。本人がアバウトだから仕方ないか(笑)年に数回はそんな仕事をやっていた。

午後不動産会社で打ち合わせ、帰り際、ちょうど10月1日からの藤崎デパートでの個展DMが鞄に入っていたのでクライアントの担当さんに渡すと、驚かれた。
「イラストとは全く違いますね」
と、即座にデザイナーF氏が
「それはそうですよ。広告と個展は違いますもんね」
と援護射撃。これはうれしかったな。

イラストは今日、タッチ見本に持っていったなかの一点。
同じくクライアントさんへ渡した個展のDMもアップします。

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2015年09月13日

今年も定禅寺ジャズフェスがやってきた

定禅寺ストリートジャズフェスティバルが今年も9月12日と13日、仙台で開催されました。
今年で25回目。もともと小さな実行委員会でスタートした音楽フェスですが、回を重ねるごとに会場もひろがり、参加団体もうなぎのぼり。歴史がいい厚みになってきました。登板する友だち知人も、あらためて数えてみたら両手の指で足りなくなってきた(笑)

実はギャラリー・アトリエアルティオは定禅寺通りから一本入ったところにあります。会場至近、というか、会場の町内(笑)。そんなわけで昨日はアトリエ向かう途中、両親をピックアップ。音楽散歩にいざないました。
ふたりは春に仙台にやってきたばかり。なので二人あわせて150歳オーバーにして、生のジャズフェスは初。つかれたら至近のアルティオにもどってくればいいわけだし。

夕方、「どこに居るかわからなくなった」と電話が(汗)
碁盤の目の仙台市街。暗さが方向感覚をマヒさせたよう。電話で場所を聞いてもいまひとつ要領を得ない。結果無事辿り着いたけど、「道を訊く人訊く人、みな親切でたすかった〜」と、何度も何度も。
「ひとやすみに閉まってる店の前に座ってたら、店の人、水を持ってきてくれた」とか、「訪ねた人が走ってアルティオの場所を確認してくれた」とか、、、。

生のライブも両親ははじめてで、演歌系しかしらぬ母いわく「たのしくなってドキドキしてきた」。
音楽でのドキドキはいいよね。ヘタなクスリよりずっとカラダに効くJazz festival under the sky♩なのでした。

ジャズフェス2日目の今日のアルティオは、ジャズフェスを見に来たカメラマンのAさんが立ち寄ったり、メーキャップアーティストのHちゃんがすっかり酔っぱらってひと休みに来たり、ふらりと東京からきた新聞社の方がおもしろそうな店だ、と立ち寄ったり、、、完全な「お休み処」と化していました。
なので、来年はアルティオ店舗前にテーブル置いてのほほんとしていることにします(笑)

カメラマンのAさんは、私が前から尊敬している広告業界の大先輩ですが、とある企みが浮上。おもしろいことをやることになりそうです。同時にHちゃんもアルティオ使った悪だくみを考えてるし(笑)どちらも実現したら楽しいなあ,否、実現させましょう。

イラストは、とある音楽系冊子のコンペ用に描いたもの。カタチにはならなかったけど個人的にノリまくった大好きな作品です。このスタイルでのお仕事、ぜひお待ちしています。(としっかと営業♩)

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posted by タク at 19:26| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

離れること

ある車両のボディ側面のイラストデザインを進めています。
限られたボディスペースで、クライアントからのオーダーをどう表現するか、なかなか一筋縄ではいかない仕事です。

車両図面を見ていると、あれこれイメージが浮かんでくるけど、描きとめたアイデアスケッチを見ていると、どれがいいのかわからなくなってくるんだ、これが…。
そんな時はいっとき離れ、別の仕事が吉。

アップした水彩は、そんな切り替えた先描いたもの。教室で生徒さんに、「白を際立たせるにはそのバックが大事」を伝えたいため、デモでざっくりバババと速描きしました。

イラスト、水彩、イメージデザイン、原稿書きと全くアウトプットが違うことやれるのって、自分にとってはいい切り替え。ありがたいことでもあります。

大雨であちこちに被害がでています。
仙台にも洪水警報が出されたようです。
皆様、最新情報に気をつけてください。

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posted by タク at 21:50| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

桑原信之展へ

昨日、山形の大沼デパートへ桑原信之個展を見に行って来た。仙台から60キロ、近いもんです。

桑原さんは家具作家だ。以前私と2人展をやって以来友達になり、ハラの中見せて安心の仲になっている。なので、以下、くわちゃん。

ますますいい作品が並んでいて、そのうえ、偶然仙台のギャラリー拓坊のオーナー夫妻もいらしていて、流れで紹介いただき、気がつけば一時間半。

オーナー夫妻のくわちゃん評が、付き合いが長いだけナカナカ的を得ていて、笑ったり頷いたり。苦労人の彼の魅力がますます磨きかかってきた。
小さな卓上で使う作品を妻がゲット、いいひと時でした。

あけて今日、六花窯の陶芸家、岩井純さんの奥様まりさんから近況伺いの電話をもらいました。
私の宮沢賢治展に来られなかったことをわざわざ詫びられて恐縮でしたが、そのあといろいろな話をしました。
賢治のことや、育った場所と作品のこと、はては私の娘(笑)と岩井さんのアンティノーシリーズの関わり話まで。新しい何かが会話の中から生まれたように感じています。

くわちゃんといい、岩井さんといい、別ジャンルのフィールドで活躍している方との話が新鮮なのは、多分、絵やイラストといった自分の守備範囲を越えた世界を覗くことで、純粋な好奇心が働くからなんだろうな、なんて思う今日なのでした。

しかしギャラリーの世界、ひいては作家の居る世界は狭いです。
あちこちで話題に登る作家だと、あっちの話題、こっちの雑談を統合することで作家の本来の姿が垣間見えてくる。やっぱり彼はすごい!となる…逆もまたあるわけで…
なんともはやげにおそるべし表現世界(汗)雑談は怖い(笑)

おかげさまで、くわちゃんが個展を開催した大沼デパートで、来年夏の個展をさせていただけることになりました。八月下旬、夏の終わりです。
さっそく十月、山形に画題探しの旅をしてこよう♩

写真は山形七日町です。

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posted by タク at 23:53| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

個展の終わりに

アトリエアルティオ初のテーマ展示、宮沢賢治、無事終わました。
最終日はシンガーソングライターの苫米地サトロくんが来てくれました。
苫米地くんとは15年くらいまえからのお付き合いです。
確か3回目くらいの個展の搬入日に、搬出する作家さんのトモダチとして紹介されたと記憶してます。

「古山さんとこの屋号、ランズエンドって言うんだ。地の果てなんて、スゲー屋号つけたなー。そっかあ、旅すきなんだ!オレも好きでサー…」

なんて旅先の安宿で会ったトモダチみたいなノリだったような気が。

それから毎回個展に顔を出してくれて、いつも飛び入りライブをやってくれるのです。

今日も、賢治のイラストをバックに一曲歌ってくれました。嬉しかったな。

アトリエ企画展は一区切りですが、一部壁面に残しつつ、賢治作品も水彩風景画も見てもらえるようにしようかな、と、考えてます。

明日、明後日はアルティオは定休日、お休みですが、山形に所用あって日帰りです。仕事は動いてる(笑)

いろんな縁をもらえた賢治展でした、
ほぼ雨の中来てくれたお客様、ブログを読んでくれたみなさんに感謝しています。
ありがとうございました。

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posted by タク at 22:24| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宮沢賢治標準装備

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「貝の火」


新聞の記事を読んだという若い女性が、昨日賢治イラスト展にいらっしゃいました。
きくと彼女は岩手の「種山」が田舎だといいました。
「ずっと種山育ちですから、子供の頃から賢治が近かったです。遠足も種山が原、図書館は賢治の本がずらり。岩手の人って賢治がいつの間にか深いところに標準装備されてるかんじがするんですよね。深いところに埋め込まれてるというか…。何かの拍子に、あ、自分の中に居た!ってかんじ…」
深く納得。

そうか、深きところに標準装備、か。

ちなみに彼女の出身地の種山は、北上山地のただ中。宮沢賢治がたくさんのインスピレーションを得た場所です。

私も幼少時代、いっとき北上山地の山の中で育ちました。その時代に感じていた空気感は、何十年経った今もなお深いところにいまだに存在しているのを感じます。
だからでしょうか、描いているときに賢治の童話に綴られた言葉の数々が、ペン先を経て理屈通り越して解け合う感じがします。「標準装備」がここぞとばかり始動するのかもしれません。

ネイティブの彼女の言葉に、おおきく納得でした。
なので、種山が原、再度アップします。

本日最終日ですが、会期終わっても引き続き賢治作品を一部継続展示。架け替えしながらアルティオで見てもらおうと思っています。
今日も会場でご来場をお待ちしています。

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「種山が原」
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2015年09月04日

繋げる力

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「やまなし」


あらためて宮沢賢治はすごい、と、思っています。
何がすごいかというと、関わる人を繋げる力、です。

昨日、会場にいらしたお客様からいくつかの申し出をいただきました。
それも別々に3方向。
そのうち二つは賢治の故郷・岩手県花巻につながっていました。

いままで正岡子規の東北旅を辿ったり、広瀬川をモチーフに選んだりと、テーマを考えて個展をいくつかやってきました。昨年はブロンテのヨークシャーに取材しました。

でも、今回の宮沢賢治は同じくテーマを掲げたといっても今までとは反応が異なります。
なんというか、見えない手があちこちからすっと差し伸べられるかんじ。

「宮沢賢治回想」イラストレーション展は、あと3日でアルティオの正式会期は終わります。が、その後もいくつかの違う場所で展示することになりそうです。

この世から去ってなお、ぐいぐいと追う人の手を繋げつづける宮沢賢治。
だからこそ、これほどまでに人々を魅了してやまないんだろうな。

今日のトップ絵は童話「やまなし」のイメージを描いた作品です。
posted by タク at 07:17| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月03日

表現者の光

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宮沢賢治イラスト展も中日を過ぎ、後半戦です。トップ絵は「種山ケ原」。
できるだけ日中お客様に会いたいので、仕事は早朝シフトでやりくり中。

アトリエアルティオという自前の器ではじめての企画展、おまけにいままでにやっていなかったイラストレーションというくくりでの個展ですが、そんなせいもあってか、様々なジャンルのアーティストと交流が生まれているのがうれしいです。

昨日はコラージュアーティストの村尾沙織さんとはじめてお会いしました。
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もともと書の作家さんが共通の友人だったことで、お互いにネット上ではコンタクトを取っていましたが、実際にあうのは今回はじめて。
初対面ではありましたが、ジャンルを越えたところでの前に進む光みたいなものを共有できたように感じました。

サプライズは、埼玉県川口からいらしてくださった清水さん。このかたは舞台やオペラのメーキャップアーティストの古参兵(兵といっても素敵な女性です)。以前川口の栄町商店街主催の震災復興支援個展で知り合ったのが縁です。
昨年、川口で開催された「こども枕草子」展に、わたしも「枕草子かるた」にコラボし、イラストレーションを出品しています。
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実は清水さんは一年ほど前、私が宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報誌に挿絵で関わることを知ると、ご自身がお持ちの賢治関係の本をどさりとおくってくれました。それが今回の作品展の遠因となったといっても過言ではありません。
今回は、何の連絡も無しで、突然の来訪でした。実は案内状を送ったのですが、どうしたわけか転居先不明として戻ってきていました。
清水さんは賢治イラストレーション展のことなどまったくしらずに、仙台に用事があったその足で、アルティオに訪れてくれたのでした。
届けたい方には、その気持ちはとどくんだな、きっと。

ほかにも異ジャンルの創作にたずさわる方々が次々来訪くださり、モノヅクリ感度が振り切れ気味の一日でした。

今日ももちろん会場入りです。アルティオでお待ちしています。
posted by タク at 08:21| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

注文の多い料理店

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「注文の多い料理店」


先日、宮沢賢治イラスト展が河北新報で紹介されました。
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おかげさまで小さなアトリエアルティオですが、雨にもかかわらずお客様がいらしてくだっています。本当にありがたいです。

今日のトップイラストは、その中の1枚、「注文の多い料理店」イラストレーションです。

そんな今日、昼過ぎから仙台市立K小学校へ行ってきました。
縁あってK小学校の先生からお話を持ちかけられ、図画工作の時間を使い、絵やイラストのワークショップをすることになったのです。そんなわけで、まずはワークショップ本番に先立って、授業参観させていただいたのでした。

ひとこと、新鮮でした。
何が新鮮だったかというと、先生と子供達の優しいけど新鮮な言葉や想いのキャッチボールです。
教育の現場にどきどきしていました。
私は美術の専門教育は受けていません。美術教育という点でももちろんドシロウトです。けど、私という絵やイラストレーションに携わっている「異邦人」が学校の教室に入ることで、子供達の何かの刺激になればいいなと思っています。
本番はまだ先ですが、子供達といろいろすることが今から楽しみになりました。


posted by タク at 21:53| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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