2016年01月22日

ぽつんと星の王子様

小林文生先生とのいきさつから、サンテグジュペリの「星の王子様」の本が、最近は手を伸ばすととれる距離に置かれています。
つい、つらつらとつまみ読みしてしまうのですが、内容もさることながら挿絵のシンプルな強さにため息がでます。
さりげないけど時代をまたぐイラスト。(もっとも本の内容が素晴らしいので)

そんな絵を、水彩でも線画だけでも、デジタルであっても、描ききりたい、とずっと思っています。(描けていないと思っているから)

そんなところへ、デザイナーを生業にしているイタリア在住の日本人の方から、嬉しいコメントが届きました。「しゅるしゅるぱん」(おおぎやなぎちかさん・作/福音館書店)の挿絵にです。

「古くみえるけどモダンでいい」

その本のイラストレーションを手がけた私にとって、最高に嬉しいコメントでした。

「ぽつんと点をおく。くっと線をひく。それだけで表現できるところをめざしなさい。」
これは私に鉛筆デッサンと油絵を教えてくれた、今はなき杉浦朝雄先生の言葉。

「ぽつん、と星の王子様」か、、、あらためてえらい難儀な道を選んでしまった。今宵も星空を見上げ、ため息ついて寝ることにします。






posted by タク at 00:23| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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