2016年01月25日

勢いの泉


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勢いって、どこからくるものだろう?
ふと、仕事の刷り上がりをもらって思いました。

この刷り上がりは某学園オリジナルの絵本です。シナリオをもらった後は、基本的にキャラクター造形から構成、フィニッシュまで私が手がけているもの。

下書きを描く時は、自分で言うのもなんだけれど、勢いの塊。
当然イメージは頭の中にしか無いもので、手を動かす勢いで生まれてくる構図というものが多いです。
もちろんページごとに「このシーンは絶対右からの寄りだ」とか、「前ページが引きだから、このページはアップだな」と考えてはいるけれど、手を動かしながらの走行感覚。音楽ならアドリブ。欠かせないのは鉛筆を動かす勢いのような気がします。

絵本という仕事で、その画面構成や異なるアングルの連なりは、まるでの音楽の旋律のようだな、と感じる時が時々あります。

その旋律=みたいなもの=がどこからくるかといえば、今まで捨てて来た下絵の数かな、とも思うのです。
イラストレーターは下絵に埋もれる仕事なのだね。

デジタル全盛、紙削減が叫ばれる昨今の風潮に逆らうがごとく、描いては捨て描いては捨てる。捨てるのはまだいい方で、ウチは山積み、結果埋もれる(笑)
一枚の仕上げに至るまで、何枚の紙をムダ、おっともとい「肥やし」にしているか…もしかすると紙資源の無駄遣い最右翼かもしれません。

そろそろ肥やしの目方が少なくなってもいいハズなんだけど、一発必中の才はどうやらないらしく、ラフの枚数は一向に減る様子がない。今日も何処かにおいたハズのケータイが、気がついたら見事に下絵のやまの中腹に埋れてた(笑)

でもな、前時代的と言われても、勢いはなくしたくない。だから明日も下絵の山を描くとします。

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posted by タク at 02:14| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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