2016年06月22日

トラブルは、まさかのときにやってくる

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朝イチ、仕事用マシンのiMacが突然だだをこね、ついには、音が大きくなり、わけのわからない画面パッシングをしはじめた。おいおい、今日明日の納期が、、、(がくぜん)
ここ数日、あわただしくてタイムマシンでバックアップをしていなかったこともあって、ことばにならぬほど真っ青。

キーもスタートスイッチも効かず、シャットダウンさえ出来ない。今日はアルティオで教室がある日だったので、時間が無い。復旧できないままにコンセントをひっこぬいて強引にシャットダウン。仕事場を後にした。

教室後、戻って復旧作業。スマホ片手にトラブル対処法を探し出し、PRAMクリアしつつなんとか立ち上げた。最初にやったのは、ここ数日の仕事のバックアップ。
フリーズするならバックアップ完了後にたのむよ、、、と、めちゃくちゃゆっくり進む処理バーを時限爆弾のように見続けることしばし。無事バックアップ完了。

と、ここからが本番だ。とにかく動きが怖いくらい遅いので、フリーウェアのメンテナンスアプリ、Onyxをダウンロードしメンテ。
取っ組み合うこと延べ5時間、、、なんとか使えるようになりました。

何度も言われますが、ハードディスクのバックアップは命ですね。
機械は必ず壊れる日が来るのだ。
ウチのiMac、そろそろ5年。イザってときにmacbookで急場をしのげるようにしました。
今朝の地面が抜け落ちたような感覚は二度とごめんだな〜。

posted by タク at 22:42| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

作業曲線は放物線

だいたい日々のスケジューリングは予定通りに進んだことがない。
発想が必要な表現を仕事にしていると、いたしかたないことかもしれない。

今日は五つの仕事が動いていた。
イラストのラフ画がふたつ。
同じくフィニッシュがふたつ。
フィニッシュ修正作業がひとつ。

あ、ちなみにいつもこんなに仕事が動いているわけではない。これほど立て込んだのは珍しい。久しぶりのこと。だからこうして書いているわけ(笑)

三つまでは、予定通り進んで行ったのだけど、夕方近くの後半は、作業スピードが放物線のごとく降下していくのがわかる。
というか、仕事一区切りごとの休憩時間が長くなっていく。脳が、切り替えを欲している感じ。
だから、発想が必要なイラストラフは、早めにやってしまうに限る。

夕ご飯食べてリセット、あらためて取り掛かるとまたダッシュがきいた。無事本日の仕事、全てクリア♩
ガソリン補給とは言ったもんです。







posted by タク at 00:42| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

責任

週の終わり、一週間お疲れさんということで、ジャズギターの名手、岡安芳明さんのライブに行ってきました。
構成はテナーサックスの安保徹さんとのデュオ。

演奏はもちろん大満足。
2人の掛け合いも絶妙。それぞれがソロでも数曲ずつ。

安保さんのイカしたサックスソロのあと、岡安さんの一言が決まってた。
「ジャズはやっぱり聞いている方が(演奏するより)いいよね。ひくのは、責任がともなう…」
と、さらりと言って、ポロン♩と曲に入ってしまうあたり、修羅場かいくぐってきた凄みがありました。

「責任がともなう」
ギャラを受け取りプレイするライブという幾千の「修羅場」。その言葉の向こうにそれが見えた。

何事も芸という冠がつく世界で、プロとアマの違いは、そこでしょう。
絵も(イラストも)また然り。
描く「責任」を持てるかどうか。。。

いろんな意味で、いいライブでした。
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posted by タク at 00:47| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

お土産

何も考えずに、でも真剣に、奥歯ギリギリ言わせながら、試行錯誤を恐れず描く水彩画。

ギャラリースペースのアルティオに一畳ほどの制作スペースがあるけれど、なぜかその空間は、そんなモードになる不思議な空間だ。

閉鎖的な場じゃないことがそうさせるのか、とても自分を解放できて、面白い。

逆に商業イラストレーションという絵を描くにはある意味不向きな空間なのかも。

この絵はお客様が持ってきてくれた一房を描いたもの。
別に気合い込めて描くぞ!なんてはじまりではなかったけれど、気がつくと心底楽しんでいる。
一ヶ月くらいかけてチョコチョコ描いています。

そんな絵もたまにはいいもんだな。

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posted by タク at 20:16| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

ふるさとへ

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イラストにかかわる所用と中村太樹男さんの個展を見に、岩手へ一泊2日でした。
所用とは、お墓参り。仕事の内容はまだあかせませんが、ちかじか手がける仕事が歴史上実在した人物です。
今回の帰郷はそのお墓参りもかねての旅でした。

墓所は素晴らしいインスピレーションをもらえました。それぞれの時代を駆けた人々の生き死にの上に、自分は立たされているんだな、という事実。そのイメージが降ってきたことに、あらためて頭がさがりました。
「なんだ、今頃気づいたの?」と笑うように、墓所を護るように咲き乱れていたマーガレットが風にそよぐ。貴重な時間でした。
礼に始まり礼に終わるとはいったものです。言葉ばかりでなかなかそれが出来ない自分がいます。
今回、仕事が無事終わったらまたお墓参りに来ようと思います。

中村太樹男さんの個展会場は以前私も書家さんと二人展を開いたことのある、思い出深い盛久ギャラリーさん。
太樹男さんの作品ははもとより、その生き方も素晴らしい。
彼のどこにも与せず自分を耕し続ける姿もまた私にとっては魅力です。
最終日に間に合ってよかったです。

花巻にある宮沢賢治学会イーハトーブセンターへも、連載のお仕事いただいているご挨拶で訪問。宮澤賢治記念館のある敷地の裾にあります。以下のイラストは以前連載に使用された「種山ケ原」
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そして賢治記念館からのイーハトーブ風景。
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盛岡の実家がなくなり一年半ですが、岩手の地はやはり自分にとっての母なんだな、と思った帰郷でした。

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posted by タク at 10:45| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅の神様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

母と子

納品や制作、もろもろ重なっていた今日、いつもより少しばかり早く、ギャラリーアルティオに入って店をあけました。
外の空気が気持ちよかったのでドアを開けたままにしながら、開店準備。
ふと気がつくと一人のご婦人が。
「前から気になっていたの。絵を見るのが好きで…ちょっと見せてね」

ちょっと雑談をしていると、聞けば若い息子さんが奥様と仙台でデザイン会社を立ちあげ、がんばっている様子。

私も同じ業界ですよ、23年フリーランスでやってきました。と相槌をうつと、お客さんは、息子さんを思う母の顔になっていました。

なんだか、他愛もない会話だったけれど、店をオープンしてよかったな、と、思ったのでした。

本日の制作は終了。今、仕込みの原稿読み込みの一休み中。
いい一日でした。

posted by タク at 21:57| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

伝記イラスト

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英語教材の刷り上がりが届きました。
私は伝記の人物を、シリーズで手がけています。

この仕事のアートディレクターは、在米アメリカ人アーティストです。その方の肩書きはイラストレーター、アニメーター、キャラクターデザイナー。

私と彼の間には制作チームが入っているので、直接のやりとりはありません。
が、すごいのは、時折日本のデザイナー氏から届けられる、私のラフへのアメリカ人ディレクター氏のラフチェック指示。

「いいね!でも、アゴのライン、これくらいまで強調するともっとよくなるよ!」
なんて英語メモ書きに添えられた、彼のラフスケッチの「鉛筆ライン」が最高ビューティフル。それは嫉妬するくらいです。

さらっと何気に引いた線にこそ、アーティストの実力って出ますよね。
お見せできないのが残念です。
posted by タク at 09:49| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

鮭の遡上

仙台に暮らして34年目。
生まれ育ちは岩手なんだけれど、高校卒業後仙台に出て来て気がつけばこちらの暮らしの方が長くなってしまった。
いただく仕事や個展もホームはもちろん仙台だ。盛岡に暮らしていた両親も仙台に越して来て帰る家も無くなった。根っこにこだわっていた本籍もついに昨年、両親の移転と同時に仙台に移してしまった。

それにもかかわらず、ここのところ宮沢賢治や阿弖流為、岩手の偉人といった以前から気になっていたキーワードにかかわる情報や仕事が増えて来ている。
先日、東京で「しゅるしゅるぱん」著者おおぎやなぎさんとそんな岩手のはなしをしていたところ、伝えられた言葉が、「江刺の人首文庫にいってみて」

人首文庫は江刺から種山が原に向かう途中にあるらしい。名前は知っていたけど、尋ねたことはまだなかった。まずはGO、だ。
そういえば、花巻市の宮沢賢治イーハトーブセンターの方を尋ねつつ、奥州市の近所にすむ小説家さんの家に今度たずねることになっていたっけ。なんだ、この繋がりは。
たぶん理由などないんだろう。ふとこういうヒキって、鮭の遡上みたいなもんかな、、,そう思った。

鮭は、時期が来ると遥か離れた海原から、生まれた水を本能でかぎわけて一本の川を目指す。彼らは理由など知る由もない。
私も50を越えて、さらに岩手に引っ張られるのは、絵や表現と行った本能的な部分に近い仕事をしているゆえの必然なのかもしれない。

来週末、岩手へ帰ってきます。理由なんてあとづけです。まずはいかねば、鮭のごとく。

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アトリエ・アルティオのギャラリーショップサイトはこちらです。

Tumblrポートフォリオ公開はじめました。
http://anythingtopaint.tumblr.com
posted by タク at 10:22| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

NHKカルチャーで水彩講座

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NHKカルチャー定禅寺教室で水彩教室を行うことになりました。同カルチャーでは五年ぶりの講座です。

もともと、個展を始めるようになったきっかけは、体調を崩してのリハビリかねたイギリス旅。旅先で気に入った場所で立ち止まり、さらさらと軽く色をのせた水彩でした。
不思議なことに描いている間は、すべてを忘れることが出来て、そのせいか旅が終わったときにはかなり体調ももどっていました。
このカルチャー教室では、その時の感覚=普段の「風景の中に美を見出す大切さ、描く楽しさ」を伝えたいと思います。

三ヶ月/5回の短期集中講座です。
水彩をはじめてみたいという方、屋外で描く気持ちよさを味わってみたい方、お時間が合いましたら2時間×5回で「見つけた美を描き留める時間」をご一緒しましょう。

詳細はNHKカルチャー定禅寺教室のサイトでご確認ください。

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講座名「透明水彩スケッチ画」

7/22 7/29
8/26
9/9 9/23
いずれも金曜日10時から12時。

内容(予定)
7/22 室内で導入講座
7/29 屋外スケッチ(予定・桜岡大神宮)
8/26 室内で仕上げ・スケッチ構図の座学
9/9 屋外スケッチ(予定・サンモール一番町)
9/23 屋外スケッチ・総括(予定・定禅寺通り)

皆様のご参加をお待ちしています。

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posted by タク at 07:50| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする