2016年08月26日

揺さぶりの先に

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山形の個展出品作から、「慈恩寺」。
山形寒河江にある古刹です。
昨年取材に訪れましたが、実は訪問は3回目。
だけど正直に話すと、前の二回(30代だった)はピンとこなかったのです。「ふ〜ん、大きな寺だね」くらい。スケッチしようとは全然思わなかった。

昨年は、歳のせいか、びびっと鉛筆がはしりました。
そのクロッキーを元に制作した水彩作品です。

本堂も素晴らしいですが、必見は十二神将。(写真は購入して来た『慈恩寺の文化財」から)

写真は自分の干支にあやかり寅神将ですが、その迫力がすごい。服のなびき方、表情、ポーズ、すべてが必見です。

しかしですよ、このすさまじき今にも動き出しそうな神将を彫り上げた人物が、どんな人だったのか???

今となっては彼の名も残っていないわけだけれど、その人物にも家族がいて、日々の暮らしがあり、創り出す喜び、生きる辛さや哀しみがあったろうなあ、、、と思うわけで、彫り出され数百年経った神将から一人の彫り師(あるいはチームだったかも)のストーリーが生まれてきます。
その物語、絵本にしたいくらい。

彼の作品は数百年経ってなお見る自分の心をぐわらぐわらと揺さぶる。まさに芸術の真骨頂。

しかし、揺さぶられる人間の想像力って、ハチャメチャ奇想天外、おもしろいですね。
あ、だから世の先達は「芸術に触れなさい」と言ったわけですね。

私の作品で揺さぶられるかどうかはわかりませんが、今日も個展は続きます。





posted by タク at 14:34| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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