2016年11月29日

ギフトパッケージに水彩イラスト

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先日、伊豆沼ハムをいただいた。

包装をあけると、パッケージには私の手がけた伊豆沼と栗駒山を描いた水彩イラストが。
贈り主、なんと粋なことをなさる、、、。

もちろん仕事で描いたので、使われているのはわかってはいるものの、まるで久しぶりに帰省して来た我が子に会うようで、やはり嬉しいものです。

posted by タク at 02:41| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

ワインとシャンソンとドローイング

昨晩開催したワインと音楽と絵のイベント、「開国屋ワインナイト」、第一夜がおかげさまで無事終了しました。

マリア恵子さんの歌を聴いて、一曲終わるまでの時間で、即興の絵=イメージドローイングを仕上げるという異種セッションみたいなことをして楽しんでもらいました。

三曲の歌から3枚仕上げて、そののちオークション。
ハンマープライスした金額全額を、震災義援金窓口「セーブセンダイ311」に寄付ということで、皆様に競ってもらいました。
無事三点ともハンマーが打ち鳴らされほっとしました。(セーブセンダイ311は、東日本大震災直後に世界中の歯科学会から集まった義援金の受け入れ窓口として立ち上がった小さな窓口です。わたしも代表である歯科医師の友人としてオブザーバーとして関わっています)

12月には第二夜が開催されます。おかげさまですでにチケットは完売。次回はワインと歌ももちろん一回目とは変わりますので、どんな絵になるか、どんな画材を使うかはその時にならないとわかりません。
わたしも目一杯楽しみたいと思います。

昨日歌われた曲名と、あわせて仕上げた絵を3枚アップします。
1.ラヴィアンローズ
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2.枯葉
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3.リヨン駅
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歌を聴いている頭の中では、映像が浮かんできたり、抽象のようなイメージが浮かんできたりとそれぞれ違いました。
歌声と音楽の旋律が、数分の時間の中で、手を勝手に動かして紡ぎ出したものです。

(オークションで集まった義援金は、第二回ワインナイト開催後にあわせて振り込み、その振り込み記録をブログでアップします)







posted by タク at 00:16| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

岡本光平氏揮毫「阿流弖為於」

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昨日、日本郵便宮城県版絵入り年賀状のイラストが新聞紙面で取り上げられました。
水彩で描いたのは渡り鳥の聖地、伊豆沼の白鳥。背景には栗駒山を描き入れました。

描けたのはやはり現地取材あってのことです。いままで十数年、東北はあちこちフィールドワークのごとく駆けずり回って来ましたので、各地の空気感は体に染み入っています。今回の絵ももちろん現地にしっかりと取材しています。

わたしが東北を描くようになったきっかけは、とある今は無いギャラリーのオーナーMさんのアドバイスがあったからです。
「海外を取材している絵描きはゴマンといる。自分を育ててくれた東北を歩きなさい。続けると何かいいことあるよ」

東北行脚をはじめたのはそんないきさつでした。しかし大変でした。何が大変かって、旅費交通費が突出。海外に取材旅行かけた方が安いとさえ思えました。
それでも地図を開いてはあちこちにアンテナに引っかかる場所を探して来ました。

スケッチはもとより撮影した写真も膨大な量があります。こんな仕事の時にその資料写真が生きてくる。多分東北在住のイラストレーターで、取材距離の総キロ数ならトップクラスかと思います。
おかげで東北を描く仕事をいろいろさせていただきました。

そんなアドバイスをくれたMさんが亡くなったと喪中欠礼が奥様から届いたのは最近のこと。
絶句でした。

わたしにとって絵に携わることで生きる厳しさと、東北の風土にこだわる教えてくれたのはMさんでした。
個展をするたび飲みに連れ出してもらい、いつも待っていたのは厳しい説教でした。褒められたことはありません。

それでも震災の直後に被災地仙台で開催した個展に、前置きなく現れて「生きてたな」。東京のはずれで個展をしても必ず足を運んでくれました。
今になって師匠の一人だったんだ、とあらためて葉書が心に突き刺さりました。

今、アルティオの壁面には書家、岡本光平氏の揮毫した、古代ケルト語の「アルティオ」を「漢字」に当てた一幅の額がかけられています。
その文字は『阿弖為於』。

岡本光平氏が「ギャラリーオープンのお祝いだ」と、贈ってくださった書です。
「蝦夷の末裔の拓ちゃんには、アテルイ=阿弖流為の組み替えしかないな」
「アテルイ居る処」とわたしは勝手に理解しています。

そう電話で言って、出来上がって来た書を見て驚きました。まさに東北の大地から湧き上がって来たかのような魂の書でした。

この書をみるたび、アテルイが駆けた東北蝦夷の地で生まれ育ったことをあらためて考えさせられます。
Mさんは、多分、書を見てくれている。そして、絵描きの前に一人の東北人としてのプライドを忘れるな、と、今もわたしに説教しているような気がしています。

最後に記事をアップしておきます。

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posted by タク at 17:57| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月23日

Hotel Lybeerの窓辺

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外国を取材旅していて楽しみの一つが、窓辺の風景です。

観光とは違い、取材優先なので、切り詰めるところは切り詰める。おおかた泊まるホテルは安宿が集まるエリアが多い。おのずとチェックインした部屋の窓辺からは、ホテルの裏庭を挟んで向かいの建物の裏側風景が見えることになります。

決して眺めがいい部屋とはいえないけれど、窓の向こうには、その町に暮らす人たちの息づかいが感じられます。それがホテルの眺めの醍醐味。
窓辺にもたれて、「あの窓の住人はどんなところで働いているのだろう」とか、「家族は何人かな」なんて考えるのが好きです。

この絵もやはり、窓からそんなことを考えながら描いた一枚です。

皆いろんなことを抱えながらも一生懸命に生きているんだよな、、、。
そんなことを思いながらスケッチブックに向かっていると、自ずとドローイングから筆のタッチまでが、自分のコントロールなんて無視してカラダの奥からぐいぐいと出てきます。その感覚が大好きです。

今日、この一枚は福島の嫁ぎ先へ旅立ちました。
うれしいボンボヤージュです。



posted by タク at 16:22| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地震

締め切りのある仕事をしている。
普段は前日には仕上げるよう心がけている。遅くともおおかた、半日前には済ませている。

五年前の東日本大震災当日も、東京の発注先からの夕方締め切りがあった。モノはJR東日本の情報誌トランベールだった。
この日も午前中に仕上げて、昼前にはメール送信で納品していた。地震が来たのは納品後の午後イチ。電気も電話回線もアウトになった。

それ以来だ、1日前アップのクセがついたのは。

ギリギリは何事もいかんですね。
改めて大きめの地震にみまわれた今日、そう思いました。

締め切りは1日前行動が吉、ですねー









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2016年11月21日

藤崎百貨店カレンダーをてがけました

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仙台の老舗百貨店、藤崎で個展を初めて開いたのは10年ほど前のことです。毎年一回水彩画個展をひらいてきましたが、この度、2017藤崎カレンダーの絵柄を担当させていただきました。

10月の個展「恵みの色」展の最中も、個展と同時進行で制作は進んでいました。それはそうです。カレンダーは季節商品ですから、のんびり構えていられません。
印刷の色合いもいい感じに仕上がり、刷り上がりが楽しみでしたが、数日前から販売開始となっています。
藤崎のサービスカウンター、インフォメーションで一部300円で販売中です。

年明けて、仙台は1月2日から商店街挙げての初売りがありますが、この原画を額装したものを、新春めでた額(といっているのは私だけですが=笑)として,藤崎にて販売いたします。
もちろん、すべて本画の一点ものです。そろそろ額を着せてあげなければなりません。

おもいかえせば、初藤崎個展はスペインポルトガルの旅個展でした。ユーラシア最西端ロカ岬までの旅を描いたものでした。10年経って、仙台に戻って来たような気分です。

下の絵は、藤崎カレンダーから、毎年12月の仙台を飾る、光のページェントです。
あと10日もすれば12月。光あふれる仙台がやってきます。

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posted by タク at 13:45| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

お客さまの声

描き下ろした絵を受け取ったお客様の嬉しい声をもらいました。
贈り主様から、「嬉しい返事をいただけたので、よかったらウェブにアップしていいですよ」とお声を頂戴しましたので、ここに紹介します。

+++
「こんばんは。寒くなりましたが、お変わりございませんか?きょう荷物が届きました。開けてびっくり。
ご丁寧なお便り有り難うございます。とうとう75歳になりました。こんなに長生きするとは思いもよらなんだ。気持ちは昔とおなじで75歳の実感がありません。 


なんとナント古山画伯の絵画をわざわざ私の為に描いて頂いたのですね。とても素晴らしい素敵な絵画です。この歳になってこんな素晴らしい素敵な絵画を手にするとは思ってもみたことがありませんでした。さくらの花には特別な思いがありました。というのは人工内耳の手術をする時、性格判断?をするために絵を描かされました。その時さくらの木を根から満開まで描きました。どんな性格の持ち主と判断したのか聞かされませんでしたが桜は大好きです。この先、桜の満開を何回見られるか分からないので時期には必ず高松の池を一回りして花見をします。幸せな時期です。 


額縁の裏には画伯の文字が入っていて、また、また感動してしまいました。画伯の川徳個展の時に賢治作品のハガキを買ってきましたが小学生に差し上げて賢治の話を聞かせたら、賢治の本を見つけて一冊一気に読んだと、お母さんに感謝されました。 
一筆戔は友達に上げて、大喜びされました。あの時の絵画を見に行ってやたら感動したことが昨日のことのように懐かしく今もえることなくあります。 


岩手日報の「柳は萌ゆる」は、毎日読んでいます。挿し絵も、とても素晴らしく侍が飛び出すのでは?と思うほどで生き生き描かれています。絵の『力』ってすごいものなんですね。新聞が休みの時は、明日がとても待ちどおしいです。○子ちゃんのおかげで感動することを覚えました。歳とるとあまり物事に感動しなくなります。有り難う、○子ちゃん。よろこんで頂戴します。古山画伯様に有り難うございます。と申し上げて下さいね。」

+++

絵描き冥利に尽きるとは、まさにです。
こちらこそ、心底、ありがとうございます。


古山 拓



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2016年11月18日

絵本「あなたの一日が世界を変える」PHP研究所

今年絵を手がけた絵本「「あなたの一日が世界を変える」(くすのきしげのり・作/絵・古山拓 PHP研究所)が11月27日から全国書店で発売となりますが、さきがけて紀伊国屋書店、ならびにアマゾンで予約がスタートしました。
紀伊国屋書店はこちらです。
https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=01&q=あなたの一日が世界を変える

アマゾンは以下です。



一昨日、著者のくすのきしげのりさんと編集者のYさんと電話で話しました。
「これからこの本をきちんと育てて行きましょうね」とくすのきさん。
生死の境から奇跡的に生還し、作家活動に命を託したくすのきさん。そして、かつてとあるトラブルからこれも奇跡的に帰って来れた私。わたしがそんなくすのきさんと出会えたのも、実は不思議なタイミングの歯車のいたずら?でした。

やはり、生きる役割って、ひとそれぞれにあるような気がしています。
この本には、そんな2人の想いがつまっています。

クリスマスプレゼントはもとより、大切に思う人への贈り物にもうってつけ、だと、描いた私は感じています。

(アトリエアルティオでは、私のサイン入りで11月30日から発売します。)

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この絵は、初めての大阪打ち合わせのときに、ふと「持って行かなきゃ!」と思い出してかばんにつめた、自費出版絵本「あしたのまちはどんなまち?」の背表紙。
絵本をひらくと、「絵のトーンは、これでいってほしい」とくすのきさん。それはとてもうれしかったです。

「あしたのまちはどんなまち?」が導いてくれたまちは、「「あなたの一日が世界を変える」で描かれた町だったのでした。

「あした〜」の絵本も一緒に並べたいのですが、すでに在庫はなくなりました。
悲しいかな自費出版本ゆえ再版もかなわず、残念でなりません。

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2016年11月17日

雪国湯田の思い出

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何度も足を運んでしまう場所って、ある。
地元東北では、奥会津柳津や、岩手金ヶ崎あたりか。だいたいそんなエリアの記憶は家族とともにある。
水彩画の個展取材が、旅の目的になってしまうのが正直悲しいけれど、子供達が巣立った今になって、それでもいつも家族を連れての旅だったことは、ひと財産を作ったかな、そんな気がしている。まだ過去形には早いけど。

先日、岩手日報社から、表紙イラストを手がけている「北の文学」が届いた。
今回の表紙モチーフは湯田温泉郷の「ほっとゆだ」駅舎。
なぜか湯田温泉峡も何度となく足を運んだところだ。それもいつも冬だった。

湯田。大手資本がどかどか同じような温泉ビルを建て競う一大温泉郷ではないし、とりたてて何がある、というわけでもない。山あいに囲まれていて安心するせいか、こころがほっとする。そんな場所だ。

まだ子供達が幼かった頃、湯田の奥の一軒の温泉宿に泊まった。
宿の手配は、仕事のスケジュールの合間を見てが定番だったので、いつも出発前日だった。若手フリーランスイラストレーターのギャラなんてたかがしれている。そんなわけだから由緒正しい高級な宿なんて泊まれるわけも無い。当時はネット予約なんてなく家族四人で泊まるためには、宿泊表という、時刻表のような分厚い本を片手にいつもチープな宿だった。

そんな突然取った宿の部屋の外は、雪が積もった崖だった。
夜、月夜だったのだろう。雪が月明かりに輝いていた。
その崖を一匹の真っ白なオコジョがこちらを見ながら、雪に小さな足跡を付けて登って行った。
家族四人、それは大騒ぎだ。真っ白なオコジョが目の前を悠然と歩いて行くのだ。
子供達の喜んだ顔が今も忘れられない。

オコジョがきっかけでなんどかその宿に泊まっているが、おこじょが現れてくれたのはその一度きりだ。
それでも家族で雪景色の中を旅したことは絶品の記憶として凍結保存されている。
旅はチープなれど、記憶の奥は富豪級ということにしておこう。(富豪になったことは無いからわからないけどね)

ほっとゆだ駅を描きながら思い出していたのは、そんな家族の思い出でした。

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ワインと水彩画

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ワインのアテに水彩画。
これが結構美味しいのです。

ワインバー・一番町開国屋のオーナー渡辺氏との縁で、この一ヶ月、12/12までヨーロッパの水彩画を壁にかけています。
先日はメーキャップアーティストの猿渡夫妻ガラス作家の鍋田夫妻、そして以前京都の個展をしかけてくれた金子女史と開国屋へ。ワイン片手にわいわいやってきました。楽しかった!
しかしヘラズグチたたける仲間同志だからか、だれも絵、みていなかったな(笑)

もうすぐボジョレも解禁。ぜひ、開国屋さんをのぞいてみてください。
晩秋、ヨーロッパの風景画傍目に,お店の恵子さんの素敵なシャンソンをききながらあたたまりましょう。

フィレンツェを描いた大きな一枚、自分で言うのもなんだけど、しっくりきすぎるくらい壁に落ち着いていました。
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アルティオ主催のワイン&シャンソン&即興絵描きのイベントがあります。
おかげさまで予約も順調に入って来ています。興味がおありの方はこちらをご覧ください。
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2016年11月15日

PHP研究所からの絵本プレスリリース

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今月27日書店に並ぶ、絵本「あなたの一日が世界を変える」がプレスリリースされました。
くすのきしげのりさん作で、私がイラストをてがけた絵本です。
私が絵ででかかわった本としては、4冊目となります。

PHP研究所から刊行されるこの「あなたの一日が世界を変える」ですが、『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』で心の豊かさを訴えた、ホセ・ムヒカ氏(前ウルグアイ大統領)から推薦をいただいたとの連絡を版元の編集部からもらい、絵を担当したものとしてもうれしさに言葉がありません。

プレスリリースはこちらです。

PHP研究所は今年11月3日に創設70周年を迎えられたとのこと。その記念出版の一冊として、普及拡大していくというメッセージもありました。
詳細や今後の動きは、発売後にブログや,今あたらしく制作中のアトリエアルティオホームページで書いていきたいと思います。

これまで、描くことで生きてきましたが、否、生かされている感じがあります。
ありがとうございます。
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2016年11月12日

シャンソンナイトとワインライト

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シャンソンの歌い手、マリア恵子さんとはじめてお会いしたのは、数年前。わたしが水彩画個展を開いている画廊だった。
個展の常連さんがわざわざ「紹介したい」と、連れてきてくれたのだった。

第一印象は、なんだか外国人のような空気をもっている方だなぁ。
第二印象は、素直ストレートな方だなぁ。


個展が終わってまもなく、常連さんに連れられて、マリア恵子さんがカウンターに立つシャンソンワインバー開国屋へ立ち寄った。歌声を聞いたのはその時がはじめてだった。
歌声に聞き惚れた夜から幾星霜、まさかその美声をモチーフに、即興で絵を描くことになろうとは、、、人生出会いや繋がりはほんとうにわからないものです。

アトリエアルティオ企画「開国屋ワインナイト・シャンソンカンツォーネとライブペインティングの夕べ」は11日26日土曜と12月10日、共に夜七時から、要予約制、各晚ともに18名定員です。

12月は半分以上が埋まってきました。11月はまだまだ余裕があります。
予約はアトリエアルティオ022-797-8389までお電話か、ブログのお問い合わせフォームからメールでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください♩
(アトリエアルティオ・日月定休日)


本日のブログタイトルはなんとなーく書いてしまったものだけど、そういえば、学生時代グローバーワシントンjrのワインライトというアルバムをよく聴いていたっけ。
ワインの味もオトナの世界も全くわからなかったのに、曲を聴いていると、そのわからないオトナの世界が勘違い擬似体験体験できるという不思議なアルバムだった。


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ゆうちょマチオモイカレンダー2017

ゆうちょ銀行が「マチオモイ帖」とタイアップ。「ゆうちょマチオモイカレンダー2017」をつくりました。
日本を四つのエリアに分けての4種類のカレンダーです。
1.北海道・東北・信越・北陸エリア版
2.関東・東京・南関東・東海エリア版
3.近畿・中国エリア版
4.四国・九州・沖縄エリア版

おかげさまで、わたしも1.北海道・東北・信越・北陸エリア版の11月を奥会津柳津の水彩で飾らせていただきました。
東北に暮らすイラストレーターとして、それは嬉しい仕事でした。

カレンダーは全国の郵便局、ゆうちょ銀行で配布。無くなり次第終了ということです。

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2016年11月10日

東北イラストレーターの冬支度

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郵便局では来年の年賀状が発売となり、イラストを手がけた日本郵便の「宮城県版絵入り年賀状」も宮城県内の局に登板中です。白鳥を渡り鳥飛来地の伊豆沼と栗駒山をバックに描きました。

忘年会、年越しの声が少しづつ聞こえてきた、そんな仙台ですが、ここ数日いよいよ寒くなってきました。
きのう日差しの中に、はらはらっと雪らしいものが混じっていたので、急遽今日はスケジュールにタイヤ交換をはさみこみました。

東北でイラストレーターの仕事をしていると、取材でいつ県境=峠越えが入るかわかりません。(なんて、そんなに忙しくもないんだけれどね=いやいや、仕事はいつ入るかわからない=笑)隣県山形への仕事が入れば、峠越えは必至。北隣の岩手もだだっぴろいので、早めの交換、と朝イチガソリンスタンドに電話。夕方に予約が取れたのでクルマを持ち込みました。

夕刻、交換を待っている間にも次々とスタンドには予約の電話が入り、最後は「週末週明けはもういっぱいで、水曜になります」との店員さんが断っていました。
今朝GSに電話した時、「夕方ならあいていますよ」…なんと、もう、ほんとギリギリ滑り込みセーフ!だったんだ。

仙台郊外に住む友人のブログには、遠くの山々にうっすら雪の写真がアップされていました。
11月も早めのスタッドレス交換が吉の東北クルマ事情であります。

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2016年11月09日

北欧への絵のプレゼント

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アルティオに時々いらっしゃるお客様Kさんから嬉しい写真が届きました。Kさんは仕事で海外を飛び回っており、海外からのお客様をアルティオにお連れくださったときもあります。

先日、Kさんの取引先で北欧で大きな食品会社を経営するSEOが来日。写真はその時のスナップです。
手にしているのはKさんからSEOに贈られた一枚の絵。
描かせていただいたのは私でした。

「外国のお客様に手みやげに絵を贈りたいんですよね。北欧の田園に関わる企業だから、東北の農村風景を描いてほしい。」
というオーダーでした。
「でも旅行鞄に入る小さいサイズがいいな。絵は 一点ものだからね、贈るには最高なんですよ。」

もてなす先の京都で贈られたのですが、とても喜んでいただけたとのこと。
描き手としてもうれしかったです。

昨日はそんなアルティオに、いつも藤崎個展にいらしてくださっているお客様Sさんが初来訪。
元気になる色合いのアレンジメントをお持ちくださったうえ、ちび絵を一点嫁がせていただきました。
ありがとうございました。

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絵はちび絵新作「ふたり語り」。
イギリスコッツウォルズを描いた一枚です。

今ネットショップアルティオは他のサイトに移行するため閉鎖中です。ご迷惑おかけしてすみませんが、ご用命等ございましたら「お問い合わせはこちら」から遠慮なくご連絡ください。

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posted by タク at 09:13| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アルティオ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

時代小説のイラストレーション

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挿し絵を担当している毎日連載の岩手日報時代小説「柳は萌ゆる」(平谷美樹・作)では、大きな農民一揆の動きが…
もちろん小説はフィクションですが、史実に基づいています。こんな過去がふるさとにあったんだ、、、と、イラストを描きながら感じ入っています。

今は仙台にすんでいますが、19歳まで岩手に育ててもらった私です。
地元の歴史をいかに知らずに育ったことか。
その歴史の積み重ねの上に今がある。

名もなき(←ここが大事)先人達に絶大なる感謝です。

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2016年11月07日

東北学院大学とクリスマスイラストレーション

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ちょうど昨年のこの時期.母校である東北学院大学を水彩イラストで描く仕事をしていました。
東北学院を受験希望する高校生にむけてのクリスマスカードでした。
企画はもちろん取引先の代理店と母校なのですが、嬉しい計らいで「卒業生のイラストレーターと母校のコラボレーション」という位置づけの企画でした。

東北学院大学はミッション系です。ゆえにクリスマスは特別な季節。
今年ももうすぐそのシーズンがやってきます。
受験生はクリスマスも関係なく頑張っている時期となると思います。
東北学院のクリスマス礼拝は素晴らしいものがあります。光あふれるその日を目指して頑張ってほしいです。

水彩で母校の正面本館を描いた一枚ですが、私の中で光を表現するときによくターコイズグリーンを使います。
この絵にもどこにターコイズを使うか、気を使った仕事です。

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2016年11月06日

日曜日のレイアウト

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日曜日の今日、ギャラリーアルティオも自宅仕事場のランズエンドもノンビリ日曜日。
ちょっと所用があり、アルティオに向かった。

用事すませて、向かいの西公園に散歩。風が強く紅葉が舞っていた。ついつい意味もなく手に持てるくらい枯葉を拾って持ち帰った。

机に並べはじめると、これまた意味もなく面白い。ヒラメキのモトがアタマにスイスイ入っていく感じ。フリーイラストレーターのアタマにはやはり日曜日はないのであった(笑)

閑話休題。

こけしのしまぬきさんで開催中の木人形作家・渡辺邦彦先生の個展に行ってきました。ここ2年ほどおつきあいさせてもらっているんだけれど、その造形には学ぶべきこと多々。ぐっときます。

私の表現は水彩や平面だけれど、いろんなヒントがもらえました。ありがとうございました。お父様も同じく素晴らしい木人形作家という、まさにモノづくりの血ですね。いつか作品を手に入れたいです。

渡辺先生の作品は、私もお世話になっている「宙」の折茂さんのブログでご覧いただけます。渡辺邦彦 木人形展 - 思いのしずく
















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2016年11月04日

デスクトップピクチャで繋がる

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イギリスに暮らすミスタウォーレンプライスと、その奥さん、勢津子さん。
縁深い彼らとの出会いは仙台のワイン食堂でした。
その後、私がイギリスに取材に行くたびお世話になっていますが、先日嬉しいメールが送られてきました。
私が新作の英国を描いた水彩画のデータを送ったところ、「待ち受けに設定したよ♩」。

コッツウォルズ地方バイブリーのスワンホテルを描いた絵でしたが、海を越えて今イギリスの彼らの手元にいつもある。
住む場所が遠くて会えずとも、こういう繋がり方もあるんだな、と、とてもうれしくなりました。

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上記データを一週間、下記からダウンロードできるようしました。(トリミング前の状態です)
ブログ左上の「お問い合わせはこちら」から、「ダウンロード希望」のメールをいただけましたら、ダウンロードパスワードをお伝えします。
よかったらどうぞおつかいください。
http://firestorage.jp/download/06a2240d9d65b051d57f21e06c2500f6dc8c8373
(データは2016/11/10で削除されます)

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2016年11月03日

ワインと水彩の夕べ

枯れ葉の季節、ワイン片手にシャンソンの歌声と即興で描く水彩ペインティングライブを楽しみに来ませんか?

今日は、当ギャラリー「アトリエ・アルティオ」の主催するワインイベントのご案内です。
題して『開国屋ワインナイト』
場所は一番町開国屋(仙台市青葉区一番町3-5-27-2F...電力ビル裏)
日にちは11/26土曜と12//10土曜のツーデイズ。ともに19:00〜21:00(要予約)

ワインを楽しみながら耳傾けてもらうのは、マリア恵子さんのシャンソン・カンツォーネ。私がその場で歌を聞きながら浮かんだイメージを即興で描きます。風景が生まれるのか、抽象になっていくのか、聞いてみないとわかりません。
ペインティングの後はオークションタイムもあります。

両日とも18名定員。予約制。
料金は¥4,000(オードブル+ワイン2杯)
チケット・一番町開国屋とアトリエアルティオでお渡し。あるいは私あてメール,あるいはアルティオに電話でご予約ください。(アルティオ/022-797-8389/11:00〜18:00・日祝月休み)
みなさまと暖かい時間をご一緒できれば嬉しいです。
ご予約をお待ちしています。

イベント会場/開国屋 仙台市青葉区一番町3-5-27-2F 
主催/アトリエアルティオ 仙台市立町19-20-1F 022-797-8389

20161103アルティオ_古山_水彩_イベント_ワイン.jpg

posted by タク at 09:39| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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