2017年02月27日

「ポート」メッセージカードイラスト

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青森の水産加工品販売会社【ポート】さんのメッセージカードの水彩イラストを手がけました。

「りんごの花」
「おにぎり大好き」
「デンマークの漁港」

ポートさんの店舗ドローイングも描いています。

先日、店長さんが刷りあがりを青森から仙台までわざわざお持ちくださいました。

ポートさんのイクラ、筋子、絶品ですので、ぜひどうぞ!

+ + +


おかげさまで、個展「pot still」展は、昨日幕を引けました。
今回は水彩に加えてアクリル表現でしたが、大勢の皆様にいらしていただきました。こころより感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
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2017年02月25日

本日ギャラリートークの日

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本日午後4時より、個展開催中の晩翠画廊にてギャラリートークを行います。

アップした絵は、「現れた目的地-スタニスラフの話-」(和紙+青森ヒバ粉+アクリル)

私の制作のバックボーンは旅です。
旅とは、目的地あるいは目的を定めて向かい、そして帰ってくる行為です。
しかし帰って来ていつも思うことは、真の目的はリターンポイントにはありません。
思いも寄らずふりかかった出来事だったり、出会った「人」だったりするということ。

「あの出来事を体験するのが目的だったんだ」とか、
「彼に出会うための旅だったんだな〜」とおもうわけです。

その思いを描いた作品がこの絵でした。

今回はそんな半具象作品制作のつれづれなどわかりやすくお話しします。
お誘い合わせの上ぜひおこしください。

晩翠画廊
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目8−14 仙台協立第2ビル
電話022-713-6230
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2017年02月22日

四連作

個展2日目,終わりました。
今回の個展出品作から、
[Les Uns et les Autres ] シリーズ連作です。

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青森・風間浦の「わいどの木」の社長さんとの縁で生まれた作品です。
旅は本当にいろんな縁をくれますね。

青森ヒバを漉き込んだ四国和紙に、「ひとりと繋がりとりまく人々」=日本語で言うなら「縁」でしょうか、それを表現しました。
映画好きの人ならピンとくるタイトルかもしれません。
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2017年02月21日

猛烈にイラスト描く

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明日から個展がはじまる。そんなわけで今日は猛烈にイラストの仕事を進めた。
明日からは早朝モードに切り替えて通常仕事は会場入りまでにこなす一週間となります。イラストレーターにとって個展は、納期とのせめぎ合い、結構ハードだ。

今日は旧くからの付き合いのデザイナー女史から、「お願いっ!」と電話。
彼女、さすがだ。付き合い長いだけあって電話で受けたらまず断らないことを知っている(笑)メールなら返す文面で「ごめんなさい」するとこなんだけど、電話で声を聞いたら引き受けてしまうよね。

そういえば今日は電話での依頼が二軒あった。メール依頼がほとんどになっていたけど、やはり電話だと仕事の機微、切迫感が読み取れていい。

明日個展初日。
つつがなく仕事をこなして会場へ、の予定。青森からクライアントさんもわざわざ画廊に来訪、流れで夜は会食。
長くて短い一週間のはじまりです。

絵は、 今回の展示作品からアップします。







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2017年02月19日

晩翠画廊個展搬入

21日から始まる晩翠画廊個展の搬入が無事終わった。

晩翠画廊が新しい場所に移転したのは昨年。新会場となってからは今回初めてだ。

図面の壁面サイズから点数を割り出して持って行ったのだけれど、ちょうどいい具合に収まった。

制作はギリギリまでかかったけれど、掛けられた作品を見ると、結果、イメージ通りで満足している。

晩翠画廊はアトリエアルティオから徒歩5分ほどなので、何か必要となれば歩いて持っていくこともできるのが安心だ。

と、ここまで書いて、あ、プロフィールを持っていくの忘れてたことに気がついた。
まあ、こういうものですね…(笑)



posted by タク at 23:32| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最後の一枚


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明日日曜は晩翠画廊での個展の搬入です。
昨日、エクセルのプライスリストを画廊に送って、ほっとした途端、クシャミ連発。
風邪か?いや、個展直前にそんなことはありえない!許されない!と、首回りをマフラーでグルグル巻いて最後の一枚の仕上げをしていました。

仕上げというと聞こえがいいですが、間を置いたら気に入らなくなっただけ。今回は水彩画ではなくアクリル画なので、ここぞとばかりにがしがし色を重ねて大幅に加筆。

水彩はもちろん好きだけれど、アクリル絵の具を重ねていくのも好き。

今回の晩翠画廊個展は、3分の2がアクリル。半具象から抽象、心象画。趣くままの表現をしています。

初個展から20年、通算41回目。個展「pot  stillは、21日火曜日スタートです
25日土曜日午後16時から、ギャラリートークも開催します。よかったらお立ち寄りください。






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2017年02月14日

初個展から20年

15日水曜、母校東北学院OB会「TG15日会」で30分ほど講話をします。
会場は仙台国際ホテル。

スライド用に水彩作品データを選んでいたら、初個展からちょうど20年がたっていたことに気づきました。
アップするのは、上から順に20年前と約10年前、そして今の絵。

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三点とも、水平線を画面の上ほぼ1/4あたりにとらえているし、モチーフが違うだけで構成が似ていた、、、偶然なんだけど妙に可笑しい。

この三点から読み解くと、結局、「ここで描きたい」のではなく、「道の向こう」に行きたいんだな、自分は。

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2017年02月11日

海辺の風景

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月命日。
来月11日は東日本大震災から六年目になります。
そんな今日、ある女性からオーダーの電話がありました。

きくと、震災前に私が描いていた今は無き「海辺の風景」の水彩画が、手から手へと女性の元に渡っていました。
その風景画は彼女の実家のあった海辺を描いたものでした。

「孫が生まれたので描いてほしい。古山さんにお会いしたことはありませんが、震災からの不思議な縁を感じています。ぜひ」
もちろん引き受けた。

アップした絵はその方の元へ渡ったものではないけれど、震災前に仙台新港のタグボートを描いた一枚。
奇しくも震災当日の5日後から、わたしは仙台の画廊で「東北の海辺」をテーマにした個展を開く予定でした。その案内状に使った一枚です。
今は,当時支援してくださった大阪の「北野整骨院」にかけらています。
posted by タク at 12:28| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

「どこまでも生き抜いて」水谷修・著

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仕事で関わった見本が届きました。

「どこまでも生き抜いて」水谷修・著/PHP研究所


夜回り先生こと水谷さんのメッセージが、シンプルな言葉ゆえに、突き刺さります。


気をてらわない、小さな線画カットイラストです。が、線はシンプルゆえ描き手が丸見えになるから怖い。


いい内容の本の役に立てたことがなにより嬉しいです。


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2017年02月08日

水彩と石けんと

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外国の町ではよく見かけて、日本ではあまり見かけない店って、なんでしょうか?
リスボンのまちなかで、ランプシェード専門店やドアノブ屋さんを見かけたときは驚きました。大きな店ではありません。個人商店でした。

日本だと表具屋さんとかハンコ屋さん、書道用具専門店といったところでしょうか。(伝統文化を商品化している「お土産やさん」は除きます。)畳屋さんなんてヨーロッパの国では見かけませんね。

そういった個人商店が成り立つのは歴史文化が背景でがっしりと支えているということでしょう。逆に言えば、そういった個人商店が成り立たなくなってきたなら、その国の文化はどこかがおかしくなってきたシグナルかもしれません。

ヨーロッパを旅していて、よく見かけ、私が好んで立ち寄る店が、石けん専門店です。ハンドメイドをうたったオーガニックハーブやオリーブ油石けんがいろいろなスタイルで目と鼻を楽しませてくれます。

日本において石けん文化はポルトガルからもたらされたと聞いたことがあります。いわゆる「シャボン」です。たぶん、中東、ヨーロッパでは、歴史の厚みが石けん屋さんの多さにつながっているのでしょう。

そんな好きな石けんをギャラリーの一角で取り扱いを始めました。
フランス、スコットランド、イタリア、ポルトガルの丁寧に作られた石けんを何種類か仕入れています。

水彩画も石けんも、その効用がどこか似ています。直接的に働きかけるものではありませんが、あるとないでは暮らしの潤いが違います。こころをスッピンにピュアにリセットする役割を持つ絵と石けん。2つの相性は抜群です。
アルティオで新しいコラボがはじまりました。

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2017年02月02日

もりおか啄木・賢治青春館

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岩手出身ということもあるのかな、宮沢賢治にからむ仕事が時々舞い込みます。
これはずいぶん前に描いた「もりおか啄木・賢治青春館」です。

盛岡の中心にある、旧第九十銀行の建物(明治43年竣工)を活かした観光施設だけど、なさけないことに盛岡に暮らしていた中学高校の頃は、気がついてもいなかった。

「役割終えた建物」を継続保存し、石川啄木・宮澤賢治という特級品の財産をおさめ、観光客に楽しんでもらう。

ふるさと盛岡という町は、やはりすてきです。

posted by タク at 07:46| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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