外国の町ではよく見かけて、日本ではあまり見かけない店って、なんでしょうか?
リスボンのまちなかで、ランプシェード専門店やドアノブ屋さんを見かけたときは驚きました。大きな店ではありません。個人商店でした。
日本だと表具屋さんとかハンコ屋さん、書道用具専門店といったところでしょうか。(伝統文化を商品化している「お土産やさん」は除きます。)畳屋さんなんてヨーロッパの国では見かけませんね。
そういった個人商店が成り立つのは歴史文化が背景でがっしりと支えているということでしょう。逆に言えば、そういった個人商店が成り立たなくなってきたなら、その国の文化はどこかがおかしくなってきたシグナルかもしれません。
ヨーロッパを旅していて、よく見かけ、私が好んで立ち寄る店が、石けん専門店です。ハンドメイドをうたったオーガニックハーブやオリーブ油石けんがいろいろなスタイルで目と鼻を楽しませてくれます。
日本において石けん文化はポルトガルからもたらされたと聞いたことがあります。いわゆる「シャボン」です。たぶん、中東、ヨーロッパでは、歴史の厚みが石けん屋さんの多さにつながっているのでしょう。
そんな好きな石けんをギャラリーの一角で取り扱いを始めました。
フランス、スコットランド、イタリア、ポルトガルの丁寧に作られた石けんを何種類か仕入れています。
水彩画も石けんも、その効用がどこか似ています。直接的に働きかけるものではありませんが、あるとないでは暮らしの潤いが違います。こころをスッピンにピュアにリセットする役割を持つ絵と石けん。2つの相性は抜群です。
アルティオで新しいコラボがはじまりました。
posted by タク at 23:07| 宮城 ☁|
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