
月命日。
来月11日は東日本大震災から六年目になります。
そんな今日、ある女性からオーダーの電話がありました。
きくと、震災前に私が描いていた今は無き「海辺の風景」の水彩画が、手から手へと女性の元に渡っていました。
その風景画は彼女の実家のあった海辺を描いたものでした。
「孫が生まれたので描いてほしい。古山さんにお会いしたことはありませんが、震災からの不思議な縁を感じています。ぜひ」
もちろん引き受けた。
アップした絵はその方の元へ渡ったものではないけれど、震災前に仙台新港のタグボートを描いた一枚。
奇しくも震災当日の5日後から、わたしは仙台の画廊で「東北の海辺」をテーマにした個展を開く予定でした。その案内状に使った一枚です。
今は,当時支援してくださった大阪の「北野整骨院」にかけらています。