2017年03月23日

手本を描く

8475FFF2-F0CB-4F4E-ADA8-3AB0CCCEC846.jpg

カルチャー水彩教室で時々やることに、デモがある。生徒さんにぐるっと囲まれて描くお手本制作だ。
それとは別に、アトリエのマンツーマンレッスンで、「これを先生ならどう描かれますか?」と請われ、ざざっと手本を描くことがある。これは前者のデモとは全く異なる。

前者は技術を教えるため、頭の中で「ここではこの技法を伝えよう」と考えながら描いている。なので、ある意味システマティックだ。

後者の場合、だいたいレッスンが終わる間際にたのまれる。時間とすれば5分〜10分程度というところ。この場合、技術は教えない。
ほとんど勢い。そして、喋らない。だからだろうか、終わると気がカラッポになるのを実感する。

この絵は先日、アルティオでのマンツーマンレッスンのラスト数分で描いたもの。生徒さんが持って来た描きたいという風景写真がモチーフだった。

この場合、紙は水彩紙を使わない。使うのは格安定番「黄色と黒のスケッチブック」。当然透明水彩絵の具は、それ専用の水彩紙のようにはのってくれない。時間もない。そこが面白い。描き終わるころには快感すら覚える。本制作もこれくらい迷わず描ければいいのにな、とさえ思う。

短い時間と性能の限られた紙。それでもそれが自分にくれるものは、とても大きいと思うのです。















posted by タク at 23:58| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。