風景水彩画で個展をし続けていると、当然ながら風景水彩画を描くことがあたりまえ、と思われてしまっても仕方がない。
だけど、違う表現をしたいもう一人の自分がいる。
それに素直に従って描くと、引かれてしまう場合も多々あります。多々あるけれども、描きたいものは素直な出し方で描きたい。
そうして描いた作品は、受け入れてもらうまでには時間がかかります。
この絵も風景水彩画とは違うけれど、気持ちをダイレクトに描いた一枚。
私の場合旅がモチーフであることが多いので、数日間の滞在の印象を描こうとすると、こんな表現になったりします。
「暮らしをしつらえる展」(丸善仙台アエル展1Fギャラリー)に本日いらしたお客様が、気に入ってくれた作品です。
普通の水彩画作品も見続けてきてくれたお役様に、表現が違う作品を評価してもらえるのは、いつもとは違った嬉しさですね。
明日日曜は正午から夕方6時まで会場入りします。
壱文仙台焼・大江文彦
藤工芸・林恵美子
ガラスエッジング・森恵三・森いく子
木の家具ギャラリー・渡邊栄木
月山和紙あかり・せいのまゆみ
水彩画・古山拓
6名の作家がおまちしていますので、どうぞお立ち寄りください。