オーナーシェフが水彩画を気に入ってくれたことが縁で、通年で絵をかけさせてもらっているカフェがある。仙台青葉区立町にあるカフェトムテさん。場所はアトリエアルティオの三軒ほど隣です。
今日は掛け替え。ランチタイムが終わって静かになった頃を見計らって伺いました。
展示、というよりも、広い壁面にわずかに五点。空間を贅沢に使っての額入りの水彩画は、インテリアとしてとことん脇役に徹してます。
今まではタイトルプレートを、いつもの個展スタイルで、つい額の下に貼り付けていたのだけれど、今日、はた!とあることに思い至った。
「ここはカフェだ。ギャラリーじゃない。仮にカフェで友達と楽しく話している時に、目線にプライス入りのタイトルカードが目に入ったら、興ざめだよな。」
というわけで、タイトルプレートの張り場所をお客さんの座り目線からずらして若干目立たなくしました。
何度か今までも書いているけど、世間大方の絵描きって、「ワタシを見て見て」「オレがオレが」の自己顕示欲最右翼に近い、因果な商売だ。
実害があまり無いので許されているけど、こんなやつそばにいたら、うるさくてかなわんわね。
なので、たったタイトルプレートの位置を変えただけで、なんだか少しばかり垢を落とせたような、そんな気分。
ただの自己満足なんだけれどね^ ^
絵はともかくですよ、トムテさん、ヘルシーに美味しいです。ぜひご飯食べに行ってみてください。
posted by タク at 02:45| 宮城 ☔|
Comment(0)
|
モノヅクリの裏庭
|
|