独特の語り口が好きで、いつもは夕ご飯終わるととっとと仕事場に戻るのですが、つい彼が出ていると見てしまいます。
実は、小学校の時の私の「大きくなったらなんになる?」は
戦場カメラマンでした。(世の中知らないコドモのことですから、まあ、大目に見てください)
本棚には沢田教一写真集「戦場」やロバートキャパの「ちょっとピンぼけ」、「太平洋戦争写真集」なんてのがずらーっと並んでる、ヘンな子ども。
大人になって、気がつくと絵で食う道に進んでしまった訳ですが、昨日もテレビに出ていた渡辺さんの番組をついつい見てました。
そのなかで、ギャラの話や、取材費の話のくだりで
「日本に帰ってきて写真を買ってもらい、そのお金でまた戦地に行きます」(要約してます)
に、おもわず、妻と顔を見合わせてにやにや。
続けて
「写真が売れないと0どころか、大赤字です。ギャンブラーですね」
すかさず妻が
「ウチとおなじだねえ」
「ウン…」
どうやら、私の生活、子どもの頃の夢とは職種は違ったものになりましたが、どうやって前に進むかは、結果同じような仕事についてしまったようです。まさに「思い」は「実現する」(笑)
個展をひらくために何でも描いて稼いで、飛行機代にあてて、現地に行く。で、売れるかどうかわからない絵を全力で描く。
なんともはや酔狂もいいとこ。
ちなみに私の場合、単価が決まってるので、どんなに個展で売れても、旅費、取材費、制作期間を経費換算するとマチガイナク赤字(笑)
でも、いずれは叶えるのさ「ドカンと一発!」(笑)
まさに絵描きもギャンブラー一族なのでした。
とはいえ、実弾飛んでこないから、へなちょこギャンブラー、ですけどね。
そんなわけで、渡辺陽一さんのことを、ワタシは応援しています。
絶対生きて帰ってきてくださいね!
自分も渡辺さん好きです。
しゃべり口調もそうですが
人柄がにじみ出てて
親近感がすごくある方だな〜って思います。
でも、日頃テレビなどに出演されているのを
拝見してますと、「戦場」という場所に
赴いている人とはかけ離れてしまって・・・
古山さんのこの一言で
すごい実感が沸いて
ドキッとしてしまいました。
古山さんも海外へ行かれることが
多いですが、いつもながら
元気で帰国して欲しいと
思っています。(・_・)(._.)
コメント、ありがとうございます。
そうなんですよね。テレビからはその職種が持つ一線を感じさせないところが、渡辺さんの深さのような気もしています。
そういう仕事につけたら、あんなふうにナチュラルに振る舞えるかな?って思うのです。
私の海外取材は、渡辺さんにくらべればお散歩ですから大丈夫。
それでも、応援、とてもうれしかったです。
ありがとうございました!
名前が抜けてました・・・
カートです(笑)
渡辺陽一さん、いいですよね!♪