2011年03月11日

北海道からの一通の手紙

北の大地北海道旭川から一通の手紙が届いたのは数週間前。
小学生の女の子からの手紙だった。

封を切るとそこには一生懸命丁寧な文字で、いくつかのお願いが綴られていた。
それは将来なりたい職業のプロの方に質問するという、総合学習授業で書かれたものだった。

返事を出そうとは思いながらも、盛岡個展と年度末に追われ、返事を書くのが延び延びに。
個展が終わり、遅れたことを詫びつつ、ようやく返信の手紙を投函した。

無事届いたかな?
そう思いながら、来週からはじまる個展の準備のどさくさに飲み込まれていた。

そんな慌ただしい今日、一通の郵便が届いた。
差出人は女の子のお母さんだった。
達筆な文字で、「届いた手紙に、飛び上がって喜んでいました」と書かれてあった。


どんなに私の返事を待ちわびていたのだろう。
そうおもうと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「娘が春より目標を持った中学生活が送れることと、感謝いたします」
そうか、あと数日で卒業だったんだ…。
手紙の文末に、胸がぎゅっと熱くなった。



私のような、亜流絵描きの現実と、今まで生きてきた道のりを話しただけなのに、それをこころにしっかりと受け止めてくれた見ず知らずの子がいる。

感謝すべきは私の方です。

Aちゃん、星の数ほどいる絵描きの中から、私に手紙をくれて、本当にありがとうございました。
そしてAちゃんの思いを、手に取るようにお伝えくださったお母さんにも、ありがとうございました。

Aちゃんは、いつの日か、必ず会いたい人になりました。


posted by タク at 00:02| 宮城 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 旅の神様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ベアさん、ご家族のみなさん
ご無事でいて下さい!
Posted by みゆ at 2011年03月11日 17:20
みなさまだいじょうぶですか?
だいじょうぶですよね!
どうぞご無事でいらしてください!
Posted by 祐子 at 2011年03月11日 20:14
無事を祈っています。私自身、これほど揺れた地震は初めてです。今夜は事務所で徹夜ですね。帰宅難民化していますが、仙台はもっと大変なのでしょうね。
Posted by ヌマンタ at 2011年03月11日 23:33
仙台の皆さんになかなか連絡とれませんが
古山さんはじめ、皆さんがご無事でありますように。
何か私で役に立つことがあれば
遠慮なくどうかご連絡くださいね。
Posted by shinobu at 2011年03月12日 02:59
古山拓の安否をご心配なされてる方々へ。

古山拓の弟です。
皆様の心からのコメントを目にしました。
ご心配頂きましてありがとうございます。

ひとまずは、ご安心ください。
兄は無事です。
昨日、
兄と奇跡的にメール連絡がとれました。
兄、家族共々全員無事とのことです。

取り急ぎ書き込みさせて頂きました。
失礼致します。



Posted by kei & sheep at 2011年03月12日 13:03
古山拓の安否をご心配下さっている方々へ。

古山拓の弟です。
本日、たまたま皆様のコメントを目にしました。
ご心配頂きありがとうございます。
昨日、奇跡的に兄とメール連絡が取れました。
兄、家族共々全員無事とのことです。

ご安心ください。
取り急ぎ書き込み致しました。

失礼致します。
Posted by kei & sheep at 2011年03月12日 13:20
古山拓さまの弟様
先生、そしてご家族の皆様がご無事と知り
安心いたしました。

書き込みをありがとうございました。
Posted by みゆ at 2011年03月12日 14:31
個展に関するお報せです。

明後日、15日より20日まで「晩翠画廊」にて予定しておりました『古山拓 水彩画展』の開催は、諸事情により中止にさせて頂きます。

兄より伝言を預かりましたので、
取り急ぎ、コメントにて連絡させて頂きました。
おって古山拓より報告があると思います。
何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い致します。
Posted by 古山けい at 2011年03月13日 21:32
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