2013年01月05日

ハワイ・インド・そして能登

今日、一人のお客様が事務所にいらっしゃいました。
数日前の大晦日「あなたの画集が欲しい」と、一通のファクスをくださっていたYさんという方です。
実はこの方との出会いは、今日がはじめてですが、縁のもとを辿ればハワイに行き着きます。

7年くらい前のこと、仕事でハワイに行きました。
クライアントが用意してくれていたハワイ本島のホテルに向かうと、わたしの部屋がリザーブされていませんでした。
何かの手違いだったようですが、部屋に入るまで数時間にかかるといいます。
困ったな、と、思っていると隣に日本人のお坊さんが立っていました。岡山からきたと彼はいいました。
「よかったらわたしの部屋でお茶でもどうですか」
言葉に甘え、部屋でお茶をいただきながら雑談。

まったくそれまで縁のなかったハワイで、それも偶然知り合ったお坊さんAさんとは、その後年賀状をやり取りする程度でした。が、震災を機に仙台に住む私たち家族を心配して「原発事故でなんともならんときは、うちの寺に避難してきなさい」と有り難い声をかけてくれました。

震災から10ヶ月ほどたった2011年の大晦日、Aさんからインド巡礼団に参加しないか、という電話が入りました。
これも何かの縁と、のこのこ参加したのが2012年2月のことです。

その巡礼団をのせたバスで隣に座った若いお坊さんに、Kさんがいました。
「能登の小さな寺で住職をしています」という彼とは、長距離移動のあいだにいろいろな話ができました。

旅も終わり、数ヶ月たった去年の年末、わたしが作ったインドの旅カレンダーを、その能登のKさんは「お世話になった方へ、いい年末の挨拶になるので、、、」と大量に求めてくれました。

そして先日の大晦日、一通のファクスです。
その紙には、能登のお坊さんから親戚の手を経てカレンダーが届いた旨が、達筆な字で書かれてありました。
カレンダーに記された作者(わたし)の住所を見ると、なんとYさんの住む仙台市内の隣町(!)ということに驚いて、ファクスをくださったのでした。

「どうしても見せたいものがある」と、能登のお坊さんが暮らす町、中居の様子をご自分のムービーカメラでとらえたDVDを持ってきてくれました。
「この寺が、Kさんのお寺ですよ」

ハワイからインドへ、そして今日の仙台。
ふたつの大晦日に入った連絡が、まだ見ぬ能登へ誘われているような気がしてます。

20130105.jpg

絵はインド巡礼のときに訪れた、岩山。
龍樹菩薩の岩山を登る僧侶たちです。




posted by タク at 20:17| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅の神様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。