2014年07月13日

信じることだ

弘前展の真っ最中ですが、八月の展覧会の準備も進んでいる。
実は、はじめて京都にお邪魔します。

立て続けにアホかと言われそうなのだが、否、言われているのもわかっているのだが、やることは、断固やるのだ。

「遅々として進まない震災復興をなんとかしたい…、だから、京都と東北を繋げるんだ」と、旧知のギャラリストから声がかかった展示なのだが、彼女の殺し文句が嬉しくも有難かった。
「拓ちゃん以外に、誰がいるっていうの?」

震災直後、彼女とは絵の展示であの窮地を乗り切った仲だ。
「描くこと、描いた絵をたとえそんな状況でも展示し誰かの心に届けること」で石にしがみついた絵描き屋を見まもってくれていた彼女のそんな言葉は、今となっては自分の誇りだ。

売れるかどうか?稼げるかどうか?ここまでくると、もうそんなことはどうだってよくなるもんだね。
必要とされているかどうか?
大事なのはそこだ。

意味づけ、やる根拠なんて、ただの消えていく言葉にしかすぎない。ただ、東北の人間が震災以降描き続けた事実を知ってもらえば、何かが変わる。

自分をパーフェクトに信じてあげようと思う。311のあの窮地、畳み掛けるような出来事を、バカのように描いて乗り切った小さい絵描きを、10000パーセント信じることにした。

評価どうあれ、自分を信じることにかけては誰にも負けたくない。

今からまた弘前に入ります。


posted by タク at 08:50| 宮城 | Comment(2) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
弘前との往復、大変お疲れ様です。

震災から3年以上が過ぎ、私も、被災地の外の方とお話をすると、やはり風化が進んでいるという声をよく聞きます。
震災直後とは被災地の状況も変わってきていますが、今になっても必要としてくださる方がいると、とても有り難いですよね。
私も、今こそできる発信のあり方を模索しないといけないなと思いました。自分の足元をしっかりと固めつつ。
Posted by お連れのT at 2014年07月13日 14:53
お連れのTさん、まだまだなんだということを思い出すきっかけになればいいなと思って行ってきます。だからギャラリートークも2回やります。
フライヤー納期ドジってしまったけど、からだはひとつ、しかたないやf^_^;
Posted by タク at 2014年07月14日 07:30
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