2015年09月23日

秋空随想

20150923blue tree cottage001.jpg

大学生活も残り少なになってきた娘が、この連休、友だち達と日帰り路線バス旅にいってきたようだ。
かえってきて、「来年はさよならなんだよね〜」としんみり。
部活に、バイトに、卒論にとめいっぱい大学生活を送ったが故の、秋の空だったに違いない。
みなそれぞれの道を新たに歩み始める前の秋の空気は、美しくもあり切なくもあったのだろう。

自分の学生時代、そんな秋を送ったのだろうか?
当時はバブルのころ、なんとも無意味に鷹揚な時代だったと思う。
それゆえだからか?そんな想いを味わうこともなく学生時代は終わってしまったように思う。

今の学生は大変だと聞くし、経済が停滞した中で育った彼らは、私のこととは違うこともわかる。
けれど彼らは彼らなりに私たちが持ち得なかった、目に見えない財産を手に入れているんだ。きっと。

今朝、庭先で蝶々が私のまわりを羽ばたいて、肩に止まった。ふと視線を地面にやると、コンクリートの上にバッタが。そっとつまみあげて花壇に放つと、奇麗な姿の小鳥が三羽、庭先の木にやってきてさえずっていた。
なんと豊かな流れだろう…と思った朝が、夕方の娘との会話に、秋の空気として繋がっていた、そんな気がする。

絵はヨークシャーの風景です。
丘が広がるだけの、小鳥のさえずるだけが聞こえる、ただそれだけの風景でした。




posted by タク at 21:37| 宮城 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先生、お久しぶりです。
旧姓を阿部と申します。
覚えていらっしゃらないかとは思いますが・・
もう16年ほど前になりますでしょうか、仙台でデザインの専門学校に通っていた頃、先生のアトリエで一週間ほどお手伝いをさせていただいたことがあります。
世間知らずでお茶ひとつも淹れられず
書類を届ける際にはバスを乗り間違え
大変ご迷惑をおかけしました。
今も大して変わってはおりませんが
なぜかふと、先生を思い出し、インターネットで探してみたところお元気そうにされていたので、ご連絡してみました。
今は神奈川で主婦として生活しております。
絵描きの夢から写真へと興味が移り、休日ともなれば旦那さんと一緒にあちこち飛び回っております。趣味で始めた写真ですが、いつか夫婦で個展を開くのが目標となりました。
先生の作品展が新宿で開催されると知り、都合をつけてなんとか拝見しにまいりたいと思っております。
Posted by 吉田久美子 at 2015年11月10日 20:51
吉田さん、メッセージをありがとうございました。
憶えていますよ。たしか大山出身ではなかったですか?違っていたら勘違いです、ごめんなさい。
お元気そうで何よりです。写真で個展、いいですね、がんばってください。
新宿ではなく銀座での個展となりますが、ぜひ遊びにいらしてください。
再会を楽しみにお待ちしています!
Posted by タク at 2015年11月11日 08:48
こんばんは。
お返事ありがとうございます^_^
失礼しました、新宿ではなく銀座でしたね。
つい先週新宿まで出向いたのですっかり間違えてしまって。
私の出身は白石市です。福島よりですね。
ちなみに先生、あの頃LAND'S ENDという作品集を出版されていらっしゃいませんでしたか?
もし人違いでしたら非常に失礼なことをしてしまっていると思いまして。。!
Posted by 吉田久美子 at 2015年11月11日 18:18
吉田久美子さん、出身間違い失礼しました。
ランズエンド画集パンフ、私がどたばた作っていたものです。
「書類を届ける際にはバスを乗り間違え…」
憶えていますよ、間違いなくあのフルヤマです(笑)
お会いするのを楽しみにしています。変わり果ててしまいましたので、私だとわからないかもです(汗)
Posted by タク at 2015年11月11日 19:37
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