2016年05月07日

天使ミカエルの山

古いNHKの番組で「未来への遺産」という遺跡紹介番組がありました。かれこれ40年以上前のことです。
「なんで昔の人たち、こんなもん作ろうと思ったんだ?未来への遺産?意味わからないけどなんだかかっこいいな。」
毎月欠かさず観てました。
今はメジャー級になったモンサンミシェルをはじめて知ったのもその番組。
録画なんて想像さえできなかった時代、番組ムックが欲しくてねだって買ってもらいました。

そして中学の時、美術のエッチングの時間にモチーフにしたのがモンサンミシェルでしたっけ…。途中で鉄筆で引っ掻くのが嫌になったの覚えてます。結果、未来への遺産は美術の方向ではなく歴史に私を向かわせてしまったのが、今にして思えば大きな分かれ道だったと思います。

紆余曲折でなんでか今は絵で食べる日々ですが、なぜか何度も描きたくなるのです、モンサンミシェル。で、毎回仕上がりが見事に違うのです。「こう描いてみたいな」と思ったときが描き時ですから、それは仕方ないことですね。

ちなみに私の屋号ランズエンドはイギリスの最南西端の岬名から拝借していますが、すぐ近所にセントマイケルズマウントなる寺院がこれまた存在しているという偶然。気がついた時は鳥肌が立ちました。

モンサンミシェルもセントマイケルズマウントも訳すなら「天使ミカエルの山」
まさにその山は、大天使ミカエルが導いた「未来への」遺産だった、と思うわけです。

はじめてのモンサンミシェルへのアプローチは、ブルターニュ県の県都レンヌから路線バスでトコトコモードでした。
ポプラ並木の影からゆっくり横滑りするように現れたその姿に、バスの乗客全員(たぶん)が国籍問わずため息とも歓声ともつかない声を「おおお!」とあげたのが印象的でした。

Net Shop Gallery ARTIOを更新し、モンサンミシェルの水彩画を加えました。よかったら覗いてみてください。




posted by タク at 18:10| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アルティオ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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