2016年05月14日

ヒルトップ妄想

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今日のトップ写真はイギリス湖水地方の思い出スナップです。そろそろイギリスはバラが咲き始めている頃でしょうか。

一昨日、名古屋の絵のお客様から、嬉しいメールをいただきました。

メールには、東京での個展で嫁いだ絵の写真が添えられていました。

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ピーターラビットの作者、ベアトリクスポッターの家がある丘、ヒルトップを描いた一枚です。ピーターラビットたちが額のまわりに置かれて、まさにイギリスのB&Bの部屋みたい。絵がとても嬉しそうです。
そういえばヒルトップのあるにアソーリー村を訪れたのは、初めての海外旅のときでした。1990年のことです。

ウインダミア湖のほとりのボウネスに宿泊し、船で湖を渡り、あとは歩きました。季節が6月だったこともあって、バラがつたう家がぽつんぽつんと見えてくる小道をてくてく歩きました。
当時ニアソーリー村のはずれのガースゲストハウスという名のB&Bに飛び込みで泊まりましたが、その宿のオーナーさんにはとても良くしてもらいました。小さなB&Bって、どこへ泊まっても心地よく、「コンフォータブル」という英単語の意味がそのまま体感できるようなところでした。
そののちも二度ニアソーリーを訪れていますが、泊まったゲストハウスはいまはもうありません。

今思えばあのころの個人旅行は「地球の歩き方」や各国政府観光庁で配っているパンフレットしかなく、現地でのわくわく感や焦燥感(笑)がたまらなかったです。
当時に較べると今は情報はあっという間に手に入ります。けれど、情報が無いから逆に楽しめることもありますね。

そんないただいた写真をみていたら、当時、自分のかなえたかった妄想の一つを思い出しました。
日本でいわゆる外国人向けのB&B兼i(ツーリストインフォメーションね)をやってみたい、ということでした。
まあ、いわゆる民宿になるのでしょうが、海岸にある民宿やグリーンツーリズムの農家滞在とはちょっと違う。旅人がフツーの家に泊まってフツーの飾らない日本を体感してもらう感じ。

日本風の古めの家屋に畳敷きの部屋。民芸家具を置いて障子にふすま。ベッドじゃなく、フトン。脇には硯と筆と和紙の手紙や色紙のセットなんかが置いてあって、、、部屋数は最大でも4部屋程度。イギリスによくあるB&Bの日本版(笑)夕ご飯無し朝食のみ。料金もヨーロッパのゲストハウスやB&B料金スライド。
ありのままの古き良きジャパンスタイルを若いバックパッカーが楽しんで、国に戻ったときに「泊まった宿がさ、フツーの家に泊まったかんじなんだよね〜。」と友だちにはなしてもらえるようなジャパニーズB&B。しかし、どう考えてもモウケにはならんな〜(笑)、、、、、、なんて、商売が下手な絵描きがなにをば考える!?的、老後妄想がどんどんふくらんでいく楽しい一枚の写真でした。

Kさん、ありがとうございました。




posted by タク at 16:01| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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