2016年06月03日

鮭の遡上

仙台に暮らして34年目。
生まれ育ちは岩手なんだけれど、高校卒業後仙台に出て来て気がつけばこちらの暮らしの方が長くなってしまった。
いただく仕事や個展もホームはもちろん仙台だ。盛岡に暮らしていた両親も仙台に越して来て帰る家も無くなった。根っこにこだわっていた本籍もついに昨年、両親の移転と同時に仙台に移してしまった。

それにもかかわらず、ここのところ宮沢賢治や阿弖流為、岩手の偉人といった以前から気になっていたキーワードにかかわる情報や仕事が増えて来ている。
先日、東京で「しゅるしゅるぱん」著者おおぎやなぎさんとそんな岩手のはなしをしていたところ、伝えられた言葉が、「江刺の人首文庫にいってみて」

人首文庫は江刺から種山が原に向かう途中にあるらしい。名前は知っていたけど、尋ねたことはまだなかった。まずはGO、だ。
そういえば、花巻市の宮沢賢治イーハトーブセンターの方を尋ねつつ、奥州市の近所にすむ小説家さんの家に今度たずねることになっていたっけ。なんだ、この繋がりは。
たぶん理由などないんだろう。ふとこういうヒキって、鮭の遡上みたいなもんかな、、,そう思った。

鮭は、時期が来ると遥か離れた海原から、生まれた水を本能でかぎわけて一本の川を目指す。彼らは理由など知る由もない。
私も50を越えて、さらに岩手に引っ張られるのは、絵や表現と行った本能的な部分に近い仕事をしているゆえの必然なのかもしれない。

来週末、岩手へ帰ってきます。理由なんてあとづけです。まずはいかねば、鮭のごとく。

20160603貝の火200.jpg


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posted by タク at 10:22| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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