2016年12月06日

なぜ、ちび絵?

ちび絵_水彩画_古山拓.JPG

今日は「ちび絵まつり」の初日でした。

なぜ、「小品展」や「ちいさな絵の展覧会」ではなく、「ちび絵」で、「まつり」、なのか?
そう思う方いっぱいいらっしゃるとおもいます。

「ちび絵」のネーミングをはじめて使ったのは、2011年の広瀬川美術蔵というイベントでした。私の友人のガラス作家と藍染め作家、書家と四人で、仙台荒町にある「森民酒造本家」の仕込み蔵を使わせてもらって3日間限りの酒蔵アートショウとして開催したものです。

会場は仕込み樽がずらりと並ぶ歴史ある蔵です。空間に負けないようにと、畳一畳サイズの水墨画10枚(注:水彩画ではない)で臨みました。そんな制作をしつつ思ったことが、大きい作品があるのなら、同じ会場に小さい作品があってもいい。
そこで、6.5センチ四方のサイズに小さな水彩画を描き、入手可能な最小サイズの額を仕入れ、25点、酒樽の上に並べたのでした。
ネーミングは家族会議で決まったものです。
「アートってつくと、なんか軽いイメージで、イマドキどっかあやしいよね。」
「直球っぽくてかわいいのがいい」
、、、で決まったのが「ちび絵」でした。
古今東西、ちびでもでかでものっぽでも、なかみが一緒なのは永遠の法則。ちなみに正式名称は発音記号が併記される「ちび絵 chibi:e」です(笑)

仕込み樽には10連の畳一畳サイズ水墨画。傍らには25枚の10センチ四方の額絵。どちらも自分オリジナル。しかしその後、「ちび絵」はそのサイズと価格から、画廊での個展ではラインナップがむずかしかったのです。アルティオをオープンするまでは。

「気軽に直筆の絵をかけてほしい」との思いでアトリエ・アルティオをオープンしたのは二年前。自分のベースだからこそできる「暮らし絵のとっかかりラインナップ」、、、と考えた時にまっさきに頭に浮かんだのは「ちび絵」でした。
おかげさまで皆さんから「ちび絵買いに行きます」とか、「ちび絵、新しいのが並びましたね」など言ってもらえるようになりました。ちび絵が「名前」として呼んでもらえることがなによりうれしいです。

ちび絵は場所を問わず素直に空気のように、お客さんの生活にとけ込んでほしいと思っています。なので、あえて日本語の「まつり」としました。フェスティバルや、エキシビジョンでは、小さい「ちび絵」がますます、すくんでしまいますから。

そんな「ちび絵まつり」、初日は強風吹きすさぶ一日でしたが、いらしたお客さんは楽しんで帰ってもらえたようで、まつり裏方として、ちょっとほっとしています。

あすからもまたアルティオで「ちび絵」たちとお待ちしていますので、どうぞひと休みしにお立ち寄りください。







posted by タク at 22:48| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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