2016年12月08日

出版業界紙「新文化」に記事掲載

友達に出版社に勤めるAくんがいる。 編集長として関わった書籍名を挙げれば、誰でもが「あ!その本知ってる!」となる超多忙な彼だ。それでも、いつも東京での個展のたび、時間を縫って一献に付き合ってくれる気のおけない男だ。

ちなみに彼は小学校の時の同級生だ。それゆえか、彼との付き合いは、他の誰とも違う独特な心地よい間合いがある。

彼の声がまたよく通るバリトンで、酒を酌み交わす席がどんなに騒がしくても一気に他とのバリアをつくってくれる。いろんな意味で頼もしい男だ。

先日、久しぶりにメールがあった。
「出版業界紙に「あなたの一日が世界を変える」が取り上げられてるよ!」と、写しを送ってくれた。私は仙台にベースを構える一介の絵描きなので、新文化なる出版業界紙の存在は恥ずかしながら知らなかった。

記事は、著者であるくすのきしげのりさんの写真入り。PHP研究所のこの絵本の出版意義と位置づけ、くすのきさんの本に託された想いがまとめられた、いい記事だった。
A君は、絵本の世界へ向けての出版を喜んでくれた最後に、こう結んでくれた。

それにしても、古山くんの絵が、世界中の子供たちの目に触れるなんて、考えただけですげぇ!」
メール文が彼のバリトンに変換されて頭の中に響いた。

そうなのだ。世界をこれから作っていくのは子供達だ。
その瞳にこの絵本の絵はどう映り、記憶されるのだろう?

アニメーターからイラストレーターへ。風景画を水彩で発表したり、旅に出たり。本当にあちこちさまよってきた30年で、ポケットの中に残っているのはわずかなサムマネー。チャップリンではないけれど。

だけど旅の神様から与えられた、次の世代へ渡す自分の仕事を、ひとつ、できたような気がしました。

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posted by タク at 19:12| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イラストレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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