2017年03月23日

手本を描く

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カルチャー水彩教室で時々やることに、デモがある。生徒さんにぐるっと囲まれて描くお手本制作だ。
それとは別に、アトリエのマンツーマンレッスンで、「これを先生ならどう描かれますか?」と請われ、ざざっと手本を描くことがある。これは前者のデモとは全く異なる。

前者は技術を教えるため、頭の中で「ここではこの技法を伝えよう」と考えながら描いている。なので、ある意味システマティックだ。

後者の場合、だいたいレッスンが終わる間際にたのまれる。時間とすれば5分〜10分程度というところ。この場合、技術は教えない。
ほとんど勢い。そして、喋らない。だからだろうか、終わると気がカラッポになるのを実感する。

この絵は先日、アルティオでのマンツーマンレッスンのラスト数分で描いたもの。生徒さんが持って来た描きたいという風景写真がモチーフだった。

この場合、紙は水彩紙を使わない。使うのは格安定番「黄色と黒のスケッチブック」。当然透明水彩絵の具は、それ専用の水彩紙のようにはのってくれない。時間もない。そこが面白い。描き終わるころには快感すら覚える。本制作もこれくらい迷わず描ければいいのにな、とさえ思う。

短い時間と性能の限られた紙。それでもそれが自分にくれるものは、とても大きいと思うのです。













posted by タク at 23:58| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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