2017年04月25日

扉の向こう_JWS展最終日に寄せて

4E99E6C6-4BD6-4D00-91B6-5AA06A16DCE1.jpg

東京八重洲丸善ギャラリーで開催中のJWS展も本日火曜が最終日です。
水彩に興味のある方はもちろん、ない方でも丸善に寄る予定のある方は、ぜひお立ち寄りください。

生きていると、いくつもの扉があります。
あけるのも自分、あえて閉じたままにしておくのも自分。どちらがいいか、なんて誰にもわかりません。
いままでも、開けなければよかった、と思った扉もありましたが、不思議とそれは別の扉につながっていたりしました。
私がここ数年、絵のモチーフとして扉に惹かれるのは、そんな思いがあるからです。

多分、開けたその先を作り出すのも自分なんだと思います。ならば、扉の表情に惹かれたならば、開けてしまおう。

いつだったか…ずいぶん昔に青森・弘前の昇天教会を描いたことがありました。扉の向こうに、ひざまづいて祈る神父さん(牧師さんだったか?)に目が釘付けになり、思わず描きました。

描いた後、教会の扉の向こうに入っていくと、張り紙がありこう書かれていました。「扉はいつでも開かれています」
深い言葉だなと思いました。

写真はとあるフランスの旅の途中出会った村の小さな教会。
今回の旅では、どの町でも教会を見るとつい入って椅子に座り黙想してしまっていました。若い頃の旅先ではあまりなかったことです。歳のせいなのかな。

今回のフランスの取材でも様々な扉に会えました。モチーフとしても、精神的な意味としても。この扉たちをできるだけ開いてみたい、と思います。

JWS展も一つの扉です。どんな絵と出会えるか、足が止まった絵と静かな気持ちで向き合うのも悪くないと思います。
夕方5時まで開いていますので、ぜひどうぞ。





posted by タク at 01:03| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | モノヅクリの裏庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。