2007年07月04日

A・ルーミスにオブリガード!

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昨日、アトリエでの水彩教室がありました。
授業が終わって、受講生のエスさんが「これ買ったんですよ」と、二冊の技法書を見せてくれました。初心者向けにわかりやすく書かれたパースの本と人物デッサンの本でした。

特に、ターゲットが漫画を志す人向けということもあるようで、固い美術技法書とは異なり、なかなかわかりやすく実践的に書かれていて、好印象でした。

私がアニメーターで原画を担当させられた当初、専門的な美術の勉強をしていなかったゆえつまずいたのが、人物デッサンと遠近法の法則でした。それらは、数式に近いもので、きちんと勉強しないと体にしみ込んでくれません。

当時、先輩がこれを読んで叩き込め、と、渡してくれた分厚いコピーがありました。原版はA・ルーミスの「優しい人物画」と、「やさしい顔と手の描き方」。

つまづくたびにそのコピーをめくって勉強したものです。

昨今の様々な技法書を時折、本屋でめくってみますが、やっぱり私にとってはルーミスはバイブルのような存在です。他の本は、そのバージョンアップというかんじ。

もうちょっと突っ込んで人物を勉強したいなあ、と思ったときには、おすすめです。本屋で目に飛び込んできたときは、買ってソンはない二冊です。

それにしても、本を買う金にも困っているということを見越してか、コピーを取ってくれた先輩アニメータ−に、今となっては大感謝です(笑)

今日の一枚は個展作品「甲板員素描」からのトリミングでした。




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posted by タク at 09:39| 宮城 🌁| Comment(9) | TrackBack(2) | 美術全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
修行時代のお話、興味深く読みました。
A・ルーミスという名前は、初めて聞きました。
私も絵の勉強を始める時に、買うことに致します。
翻って自分の文章修行は何でしたかを
考えてみましたけど、教師時代、サークルに
論文を持って行って、ばっさばっさと
斬られたことでしょうか。
本で文章修行をしたかどうかは?です。
ただ、三島由紀夫を読んだ時は
あまりのうまさに、ただ 唖然でした。
その時のことは今でもよく覚えています。
Posted by ほしのひかり at 2007年07月04日 18:24
ほしのさん、いや、絵は勉強しないでください。ほしのさんが絵を描けるようになると、私にシゴトがこなくなる〜、ので、くれぐれも物書きに専念してください。(笑)
三島由紀夫、私は読んだことがないです。
唖然とするほどの文章、、、気になります。
Posted by タク at 2007年07月04日 21:35
ああ〜まるで私に言われてるような・・・
絵が描きたい〜〜〜って思っても、人物とか家が画用紙の中でばらばらなんです・・・
マウンテンベアーさ〜ん、1日遅いですよ〜〜
昨日、人物デッサンの基本の本、注文しちゃったじゃないですか〜〜〜〜
実は、マウンテンベアーさんの絵を見るたび、ああ、人物って暖かく描けるんだな〜って思い、初めて人物を描きたくなったんです。ちょうど、郵便局に振込みに入ったら、ふるさと切手があって、思わず嬉しくなりました☆
な〜んて考えながら帰ってきたら〜!!!本の紹介が!!!が〜ん。あ、でも、1000円だったらコッソリ(一応主婦なんで)買いに行こうかな〜♪
Posted by michi at 2007年07月05日 13:39
事務所の私の机の脇の書棚には、受験時代のテキストが今もしっかり置いてあります。法律が変わり、今では使えないことも沢山書いてありますが、判断に迷った時、概要を掴みたい時にはもう一度読みなおします。学び始めの基本って奴は、本当に大切だと思います。
Posted by ヌマンタ at 2007年07月05日 21:07
michiさん、注文した本が、縁があった本なはずです。その本でもうちょっとつっこんでみたいな、と感じたら、迷わず本屋さんへいって「ルーミスください」といってみてください。

ヌマンタさん、古い本が時代遅れとは限りませんよね。今回、新しい技法書を見て、あらためてそう思いました。基本はそうそうかわるもんではありませんもんね。
Posted by タク at 2007年07月05日 21:14
 私もA・ルーミスの本、頼んでしまいました。
 明日には届くそうです。

 楽しみ楽しみ(^_^)。
Posted by のび太 at 2007年07月05日 23:54
のび太さん、この記事を機に本棚から引っ張りだしてみましたが、やっぱりルーミスの本は、密度が濃いです。お楽しみに!
Posted by タク at 2007年07月06日 08:58
 昨日本が届きました。(^_^)
 なるほどこういう本か、という感じですが、奥が深そうなので、徐々に読んでいくということになるんでしょうか?

 良い本の紹介ありがとうございました。
Posted by のび太 at 2007年07月07日 15:46
のび太さん、私は当時、ひたすら本の模写からはじめました。かたっぱしから模写したんですが、そのときはうまく描けたなあ、と思っても、後で見ると、デッサン狂ってる。なんども落ち込んだ憶えがああります。
マイペースで、のび太さんなりの使い方を見つけてくれるとうれしいです。
Posted by タク at 2007年07月07日 16:30
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