2007年11月02日

旅する絵本

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SNSミクシイを通じて知りあった方がいます。Sさんといいます。東京在住の彼が、以前、仙台へお仕事でいらっしゃるタイミングでお会いしました。
そのとき手土産に絵本「あしたのまちはどんなまち?」をプレゼントしました。

その絵本は、Sさんを通じて、別の方へと紹介されました。その方はCさんといいます。絵本はCさんにも気に入っていただき、彼女の手元にも渡ることになりました。そして、絵本が縁となり、先日SさんとCさんに、お会いする機会をいただきました。

そのとき、Cさんから「出版社から出すということは考えなかったのですか?」と聞かれました。

実は、その絵本は出版社から発売されたものではなく、3年前、700部のみ自費で印刷したものでした。
本当に突然、とある流れに押し流されるようにでき上がった本でした。出版社を回っている手間ひまを作り出す気持ちの余裕もありませんでした。

流れついたように印刷会社から納品された、700冊が収められた山のような段ボール。正直届いた時はその山と買掛の伝票に、ちょっぴり気分が落ち込んだりもしました(苦笑)。

おもえば、幼い息子と娘を連れてアイルランドをさまよった時に得た、さまざまな縁のすばらしさを伝えたくて作った絵本でした。
先日お会いしたSさんとCさんとの出会いを筆頭に、ここのところ、周りの方々からすてきな繋がりもらっています。本当に有り難いことです。
絵本が「あしたのまちはどんなまち?」と、一人、旅に出かけ、新しい縁をつくって帰ってきた。そんな気がしています。

そして、今、気が付けば残数、二十数冊。
いままで手元を離れていった数百冊の絵本。それらの絵本は、自らが意志を持って歩いていったという感じがしてなりません。

今日の一枚は「あしたのまちはどんなまち?」の表紙絵でした。

-------2008年オリジナルカレンダー通信販売のご案内-------


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2007年もいよいよ残すところあとわずか。当アトリエではカレンダーシーズンに向けて、今年七月に仙台藤崎で開催した【地中海マルタ島への旅水彩紀行カレンダー】を、ご用意しました。
コンパクトなCDケース入り12枚の旅のカレンダーです。
ミラノからマルタ島まで、地中海の風を一年間お楽しみください。

一部1,050円(消費税込み)。四枚のメッセージカードのオマケ付き。
ご希望の方は下記メールアドレスまで、件名に「2008カレンダー希望」と書き、お名前・郵便番号・御住所・電話番号・希望部数をご記入の上、申込みください。
お支払いはカレンダーに郵便振替用紙を同封いたしますので、そちらにてお支払いくださいませ。
日頃の感謝をこめて、郵送料、振替手数料は当方にて負担いたします。

お申込みは、お手数ですがこちらのアドレスをコピペして送信ください
lands-f@fc4.so-net.ne.jp



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posted by タク at 01:15| 宮城 ????| Comment(9) | TrackBack(0) | 旅の神様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日のお話を読んでいて、ドキドキしています。
本当に絵本が意思を持って歩き出していますね。
Posted by さわ at 2007年11月02日 08:42
さわさん、えほんがきっかけで、大人の塗り絵が生まれたり、本当に作った当初は思いもかけなかったことが起こっています。
動かなきゃ、なにも生まれないってことですね。
きっかけをくれたすべての縁にオブリガード!です。
Posted by タク at 2007年11月02日 12:57
絵って素直なんでしょうね。
な〜んて、言える身分ではないのですが、でも、絵を描くようになって、感じるんです。人とは接しにくいことがあっても、絵なら素直に人の心に入っていける、そんな絵を描ける人になりたい、そんな思いが最近あります(以前はただただ上手くなりたい!ばかりでしたが)
マウンテンベアーさんの絵は、ほんと、心に素直に入ってきます。
Posted by michi at 2007年11月02日 21:40
michiさん、「絵って素直」とは、はっとする言葉でした。

すごい絵でも自分の心に響いてこなかったり、誰が描いたのかわからないような絵でも、じっと立ち止まってしまったり。
絵は、見る人が意味を与えてくれるような気もしています。
自分が思ってもいなかった見方を言われてナルホドとおもったり。
ってことは、絵ってほんと素直なんですね。
Posted by タク at 2007年11月02日 23:15
michiさんの「絵って素直」・・・本当にそうですね。
無意識に自分の心が表れていることがありますね。

私も絵を描くようになってから、「本当のこと」が分かるような気がします。

Posted by みゆ at 2007年11月03日 07:48
みゆさん、かれこれ二十年前、アニメーターの時、ゲゲゲの鬼太郎の原画制作にたずさわっていたことがありました。
精神的に参っていた時のこと、笑顔の鬼太郎が描けないんですよ。
いや、描いてるつもりなのですが、演出からリテイク=やり直し=が散々入る。
「鬼太郎が笑ってないよ!」と。
なあんぼやり直しても笑ってくれない。

心は手元から明らかに出ます。
気持ちが穏やかな人の絵は穏やかに。シリアスな方の絵はシリアスに。温かい方の絵は暖く。
作者が本当に感じたことだから伝わるのかもしれませんね。
Posted by タク at 2007年11月03日 08:19
皆様へ
Sです。mixiを通じてタクさんと出会いました。そして嬉しいことに2回お会いすることもできました。酒が旨かった。
アテルイのように格好良く、素晴らしいお仕事をされているタクさん。私はその素晴らしい才能と、温かい人間性に惚れてしまいました。そういう素敵な人を知ってしまったら、それを誰かに伝えたくなります。そしてCさんを紹介しました。Cさんも、タクさんにすっかり惚れてしまいました。私が嫉妬するほどに。

「たびで であった みんなとは、あしたもきっと つながっているんだ」
タクさんの絵本『あしたのまちはどんなまち?』の最後に書かれているこのフレーズが、私は大好きです。
Posted by セバスチャン at 2007年11月03日 15:31
皆々様へ

つながって、つながったCです。

それはそれは雅な紳士であるSさんと出会い、そして、コロコロと笑顔で転がるクマさんを思わせるタクさんを紹介してもらいました。
どちらも、例えようのない素敵な方。
出会いが嬉しくて嬉しくて、全てのものにことに人に感謝感謝です。

素敵なナイトを両手に頂いたお酒は美味でした。

『あしたのまちはどんなまち?』は、時と人と地の輪と和を描いた名作です。
Posted by ちゅみ at 2007年11月03日 19:15
Sさんことセバスチャンさん、その節は、ありがとうございました。そして恐縮してしまうほどのメッセージも頂戴でき、ちぢこまってしまいます。
最後のフレーズは、本当に思ったことでした。だって、偶然泊まった宿の男の子と数年後、テレビで再会するとは…。
本当に繋がってると実感しています。

そしてCさんこと、ちゅみさん。セバスチャンさんを「雅な」と表現したところに、おもわずうなずいていました。
近いうちに、また美味しいお酒を楽しみましょう。
「時と人と地の輪と和」…。受け取れる方には受け取っていただけるかな、、、と織り込んだメッセージをしっかり受け止めていただけて、感謝しています。
Posted by タク at 2007年11月05日 09:07
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