2019年03月06日

1%の奇跡

余計な情報はシャットアウト。

自分の場合、前進エネルギーをフルスロットルにするには、これに限る。


表現者はコンサルじゃない。

表現者として食っているなら、美しさや感じる術だけは秀でている自身を信じなくてどうする?


周りが絶対ダメだと言ったとしても、いいなと思ったら、1%の突破口を信じるのが大事だと思う。


絵は本文と関係ありません。山形七日町風景。

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2018年10月12日

ちょっとひとやすみ

4A373537-DA5E-4409-B4EE-F044969059C8.jpg仙台も秋の気配が濃くなってきました。

個展が終わって一週間、アトリエアルティオでは常設作品の展示替えをしました。

休日には久しぶりに山形置賜地方へ現地スケッチ取材にでかけたり、制作オーダーをいただいたお客様のご自宅へ、室内の様子を確認しにでかけたり、ちょっとだけリセットモードです。


さて、このたび、画廊・作家掲載サイト「日本橋アート.jp」でアルティオと作家の古山拓が取り上げていただくことになりました。

以下がサイトです。どうぞご覧ください。

https://nihonbashiart.jp/gallery/cat30/cat207/post-88.html


https://nihonbashiart.jp/artist/cat9/post-94.html


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2018年10月06日

絵と文の仕事

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仕事の紹介です。情報誌メルカート刷り上がりが届きました。背表紙に絵とエッセイ書いています。


絵と文の仕事、はっきりいって得意です。だって、文学部出身だから♩

ウェルカム・絵と文お仕事です!


他に収入の柱がないと食えないと言われている絵の世界だけど、今日も描いて生きている。これは奇跡です。

では、今日は何を描くのか?

本日の描く仕事は、金融機関情報誌の表紙です。

テーマは東北の祭りで、今回は秋田のなまはげ♩

下絵は昨日できたので今日は本制作。(企業からのイラスト仕事は、完成までネット公開しないのはマナーです)


再び書きます。石コロ絵描きは、奇跡的に今日も描いて生きている。

世界は実は不思議と奇跡に満ちているんだね。


#絵と文 #イラストレーター #水彩 #古山拓 #宮城の旅

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2018年10月05日

とても嬉しいリツイート

ツイッターをやっています。そんなにつぶやいているわけではないけど、今回とても嬉しいメッセージをいただきました。
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2017年08月08日

絵描きのよくある平凡な一日

定期検査の日。
朝イチ、AM出しの仕事のラフ画を仕上げて送信、小雨の中朝イチ病院へ。待合室は今日も満杯。ひとは不健康と折り合いつけて生きていく生き物だな、と、朝の待合室ではいつも思う。

健康健康と連呼されてもこちとら困るよ。健康を病的に求めるのは性に合わない。
あかんところはあかんと、それなりに付き合っていくのが精神的に健康だと思う。

検査結果は変わらずだったので、なんとなくホッ、店も休みだしと七夕祭りの仙台一番町に繰り出した。
体感的には例年に比べ観光客二割減か。吹き流しの下をスイスイ歩けたということは多分そうなんだろう。

お世話になっているこけしのしまぬきさんにご挨拶しつつ、藤崎で前から欲しかった革靴を買い物。フィットする靴に会えたのが嬉しい。靴はいいものを履きたい。

仕事場に戻って岩手日報連載小説の挿絵を4話分仕上げて、データ納品。その後10月藤崎個展の案内状デザインを仕込んで百貨店に校正回し。他に水彩画2点を完成させ、その後画像データ整理。

止まっているアルティオのリーフ制作を再起動させたのが、ちょっとだけ嬉しかった夜でした。


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2017年06月04日

症状

ルーティンで描こうとすると、無性にいらつく。
綺麗を綺麗に描こうとすると、鉛筆の芯はガリッと潰れ、筆は紙をかき乱す。

でも、それを感じなければ、自分はいったい何者だ?
そんな問いかけをふと思った、日曜日。

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2017年03月02日

ヒキ強し日

6FB47DE7-8FDC-42E1-B40D-F68CF130B338.jpg仕事の取材で、盛岡日帰り出張でした。

しかし、盛岡の女性はめんごい美人が多い。「南部美人」とは言ったものです。そう感じるのは自分にも南部DNAが連なっている所以か??キョロキョロする自分にそう言い聞かせたりして(笑)
盛岡は、我が愛しき故郷でもありますから、仕方ないねー、なんてね。
今日もたっくさんの美人さんと岩手山がにこやかーに、迎えてくれました^ - ^^ - ^^ - ^

さて、仕事の予定滞在時間は2時間ほどと、ちと厳しいスケジュール。取材対象は歴史建造物。現地ではクロッキーのみ。ザクザクと鉛筆スケッチしていると、肩をポン!と叩かれた。
振り返ると友達が!!
「似てると思ったけど拓ちゃんじゃんか!」
びっくりなんてもんじゃない。お互いに「何してるんだよー!こんなとこで!」と肩を叩き合ってた。

モチーフの建物の、中も見たいと思っていたのですが、一般は入れそうにない。まあ、仕方ないな…と思っていたら、彼が「オレが中を案内してやるよ!」
うーん、ありえない展開だぞ。でも現実。
きくとその建造物を管轄している大元に、彼の仕事場はあったのです。

結果、予定滞在時間を一時間オーバー。
でもね、これは神様がくれた一時間だね。そんな最高の盛岡でした。

夕刻仙台にもどり、アトリエアルティオへ。途中、ヤマト屋書店に立ち寄ると、手がけた絵本「あなたの一日が世界を変える」と挿絵カットを描いた「どこまでも生きぬいて」が、並んで平置きになっていました。
書店の方の粋な計らい、としか思えない配置…。うーん、すごいなヤマト屋書店。ありがたいなヤマト屋書店。心底Thankxです。

そんな、ありえないことが立て続けにあった日でした。

絵本はアルティオでも好評発売中です^ - ^と、ちょっとだけ広告♩ぜひどうぞ。



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2016年09月30日

時期

すべからく、時期は、その人が準備ができたときにやってくる。
それを縁という人もいれば、チャンスという人もいるんだろうな。

今回の個展は、そんなことが頭をよぎる個展です。あ、べつにチャンス到来という意味ではありません(笑)

2日目もお陰様でおわりました。

明日明後日は、土曜日曜。アルティオも申し訳ありませんが臨時休業とさせていただき、アルティオ店主の妻も会場入りです。

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2016年08月29日

雨のドライブ

明日は山形の水彩画展最終日です。
仙台=山形を毎日クルマで往復の一週間でしたが、今回は連日帰りは雨でした。それも毎日峠越えはかなりの土砂降り。
イベントにドライブ感は必須だけれども、1日接客立ち仕事のあとの雨のドライブはさすがに疲労困憊。
それでも広告や出版、連載などのイラスト仕事は個展関係なく動いているので、早朝シフトで乗り切りつつあります。

そして最終日の明日は、台風が東北上陸との天気予報。
たぶん、「不要な外出は避けるように」との無情なアナウンスがテレビからは流れるのでしょう。さすがに「最終日です、ぜひ来てください」とは言えないな(笑)
何人のお客様がいらっしゃるか…というか、台風押して絵を見になんて来ないよね。

実は今回、個展としては40回目の個展でした。初個展から19年目です。
思い返せばいままで一つとして同じような絵の嫁ぎ方ははなかったです。まさに一期一会。
個展継続は海原に例えるなら、大波小波凪時々さざなみか。明日は大荒れだ(笑)
それなりにアゥェイな所で回数を重ねてくると、メンタルも鍛えられるというものです。

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2016年08月12日

いつも準備万端

たとえば、調べ物で新撰組の本を開いていると、幕末ものイラストの仕事がきたり、ヨットの水彩画を描いていると、海辺へ行くことになったり、定禅寺通でふと街路樹を見上げていい町だなあ、なんて思っていると仙台の風景水彩画描いて、なんて注文がはいったり、、、と、そんなことは頻繁だ。よく「引き寄せのナントカ」なんてあるけれど、なんなんだろう、起こることが次々と繋がっていく不思議さは。

もちろん他愛もないことの方がおおいので、次々忘れていくのが常だけど。

ここ数週間、ぶどう畑を調べなきゃならないイラストの仕事があり、ラフを進めていた。ラフだからまだサラサラモードでよかったのだが、いよいよゴーサインが出、ぶどう畑を本腰入れて調べ始めた。一昨日のことだ。

調べるといっても、ネットや本での仕込みだ、写真はたくさん出てくるんだけど、本制作の資料には役不足だ。
詰めがイマイチだな、と感じていたままお盆休みに突入。妻の実家に一泊墓参りに行ってきた。で、実家の寝室から窓の外を見ると…あるではないか、庭先に葡萄棚が。

かくしてお盆休みの帰省のついで、労せずして取材がパーフェクトにできた次第。
ご先祖さまを敬うお盆の帰省時の出来事だから、ご先祖さまの御利益かな?

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2016年06月22日

作業曲線は放物線

だいたい日々のスケジューリングは予定通りに進んだことがない。
発想が必要な表現を仕事にしていると、いたしかたないことかもしれない。

今日は五つの仕事が動いていた。
イラストのラフ画がふたつ。
同じくフィニッシュがふたつ。
フィニッシュ修正作業がひとつ。

あ、ちなみにいつもこんなに仕事が動いているわけではない。これほど立て込んだのは珍しい。久しぶりのこと。だからこうして書いているわけ(笑)

三つまでは、予定通り進んで行ったのだけど、夕方近くの後半は、作業スピードが放物線のごとく降下していくのがわかる。
というか、仕事一区切りごとの休憩時間が長くなっていく。脳が、切り替えを欲している感じ。
だから、発想が必要なイラストラフは、早めにやってしまうに限る。

夕ご飯食べてリセット、あらためて取り掛かるとまたダッシュがきいた。無事本日の仕事、全てクリア♩
ガソリン補給とは言ったもんです。







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2016年04月03日

個展中日の神頼み

神頼み、というわけではありませんが、盛岡個展の毎朝、実は桜山神社に詣でて会場に向かいます。
ホテルを出て、岩銀中の橋支店を横目に不来方城址へ向かう途中、桜山神社はあります。その先がカワトクデパート。ちょうどいい場所にある商売繁盛の神様なので、柏手打つのが日課になっています。

展示したならあとできることはそれだけ。それだけなんだけど、詣でると詣でないでは一日の疲労度に大きな違いがある感じがします。多分気のせいかもしれないけど…。

絵を描くのは森羅万象と繋がる儀式のようなもの。自分と森羅万象とを結ぶのが神社ならば、神社に手を合わすのは描くことの延長でもあるのかも。
明日もお参りして行こう。

今日は岩手から仙台のアルティオに来てくれたお客様があいつぎました。
足を運んでくれるということは、本当にありがたいことです。

明日からカワトク個展は後半戦です。
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2016年02月19日

藤村みゆき×古山拓二人展スタート

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今日、藤村みゆき×古山拓二人展「ちいさなおじさんのスケッチブック」が、アトリエアルティオでスタートしました。

初日からちいさなギャラリーに次々とお客様がいらしてくださり、ありがたいことです。

藤村みゆきさんもオープンから会場入りして、接客に追われていました。


今回の展示は、「笑い声」が絶えません。

世界各国をイメージしたおじさん人形に、来場者の方から楽しい笑い声が上がるのです。


藤村さんの作り出すおじさん人形の成せる技だと思います。。

人形の醸し出すユーモアと触発された水彩のコラボレーション。これはある意味、エンターテイメントなのかもしれません。


もっともわたしも絵はいろんな役割があっていいと思っていますから、笑い声どうぞようこそ!です。


あす土曜は古山は11時から、藤村さんは午後イチから会場入りします。

ぜひアルティオにご来場ください。


アトリエアルティオ

仙台市青葉区立町19-20




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2015年12月13日

一点収束の法則

やはりモノゴトは、目に見えないところで同時進行しつつ絡み合い、最後に一点に収束するんだな。
昨晩、ある出版祝賀パーティが東京であり、向かう新幹線車中に思ったことです。

福音館書店から出版された「しゅるしゅるぱん」の著者、おおぎやなぎちかさんが所属する文学同人「季節風」主催のパーティです。作家さんと出版社の方々が集まるそんな場ははじめてでした。

文学に関わるパーティを通して、「必然でしかあり得ないような出会いやタイミング、想いの連なりがピタッと一致した時に作品は誕生する」ものなんだと痛感。

今まで広告を作る世界には長いこと身を置いてイラストレーションに関わってきましたが、仕事サイクルが出版に比べるとあまりに短いため、そんな想いを噛みしめる余裕は無かったように思えます。
かさねがさね、しゅるしゅるぱんという本を通し福音館書店さんにお世話になったことは一つの分かれ道に立ったことだったのだなあ。

偶然、福音館の元編集長Mさんとは帰りの電車が一緒になり、福音館青春時代の思い出バナシもキラ星珠玉。そんなお土産まで頂いて東京の夜は更けていったのでした。

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2015年11月17日

東京まであと数日

来週から銀座のギャルリサロンドエスで個展がスタートする。
一週間旅の空なのだ。
実は東京のホテルが取りにくくなっているんだね。

以前は一週間連泊でエコノミーなホテルに泊まっていたけど、今年はそんな予約が難しくなっている。
結果、3箇所のホテルと息子のアパートを転々とすることになった。

先日、書家の岡本光平先生が個展で来仙、一献した折に全国個展宿泊事情の話になった。

どうやら仙台はまだいい方で、名古屋、大阪、名古屋は大変だという。
原因は中国からの観光客の激増らしい。

宿を一ヶ月前に抑えてもこれだ。
まあ、場所に目をつぶれば泊まれるんだろうけど、慣れない銀座の空の下、個展がはけた後はできれば迷わないくらいの路線沿いがいい。そうなると都合四つの屋根のしたを転々とすることになるわけだ。
まあ、野宿の心配はなくなったから良しとしよう。

あと数日、前倒しの仕事の山が全く崩れないのにあきれてますが、がんばろ。


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2015年09月29日

バタフライエフェクト

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前にも書いたけれど、庭先でチョウチョとよく会います。

ムラサキシジミだけど、合うとラッキーな気持ちになるから不思議。


チョウチョといえば、バタフライエフェクトっていう考え方がありますね。地球の裏側のチョウチョの羽ばたきが波動を起こして地球のこっち側の台風を起こす、みたいな考え方です。実は密かにアリだなって思ってる。もちろんいい意味で。


リーマンショックの時、仕事が減り、なんとかせにゃあ、と業界売り込み用に描き作った10ページほどの「七ケ浜スケッチ紀行」手製本の冊子が、震災後に自費出版画集となり、それがまたいろいろな縁をゆっくり静かに呼んでくれています。もう在庫ほぼ底ついたけど…。


昨日は、友人が縁を繋いでくれた、復興支援NPOの方が、七ケ浜復興支援企画の件でアトリエに来てくれました。

なんだかバタフライエフェクトみたいだな、と、ふとムラサキシジミを思い出しました。


忘れるくらいゆっくり静かに、が、バタフライエフェクト独特の波紋なのかもね。


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2015年09月19日

自然の恵み

個展の制作で風景画づいてて、建物や町という風景に少々疲れ気味。ふと、先日お客様からいただいたさくらざくろ(だと思いました.間違ったらごめんなさい)を思い出した。
気分転換に描き始めたら、やめられない止まらないのかっぱえびせん状態。

自然の恵みモチーフには、風景のすべてが詰まってる。
川の流れ、山の起伏、色合いハーモニー、森羅万象の緩急、間合い…。
もちろんだから風景描くと同時に静物を描くのが大切なんだな、と、あらためて自然の恵みに感服しました。
自然回帰でストレス解消でした。

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2015年08月12日

春、仙台に越してきた父が大事にしているものに、父の姉の遺影がある。


彼女は18歳の若さで亡くなった。写真の中で微笑むセーラー服の彼女は、とても美しい。時代は太平洋戦争の只中。彼女の命を奪ったのは、結核だった。


先日、父はその遺影写真立ての額を新調しようと裏蓋をあけた。と、古い紙切れがパラッと落ちたという。その紙切れを、今日用事で父の元へ立ち寄ったときに見せられた。


四辺には七十数年の時のシミがあった。真ん中に描かれていたのはなんと、父が子供の頃に描いた侍だった。多分、雑誌か何かの活劇挿絵を模写したものだ。


「姉が亡くなった時は尋常小学校だったべ。その頃の絵だな。年が離れててな、姉には随分と可愛がってもらったっけな」


描いた時は、姉の没年から逆算すると、今でいう小学低学年だという。その上手さに驚いた。


それにしても、なぜ遺影の裏に仕込まれていたのだろう?


十八歳という若さで、桜が見たい、と、春を待たずに亡くなったという彼女。その彼女がずっと写真だての中で守り続けていた幼き父の絵。

だれが写真立てに忍ばせたのか、今となってはすでにわからないと父は言った。


とまれ、描くことが大好きだった幼き父がいて、そんな父が大好きだった姉が居た。


時が過ぎ、「彼女」今、「老いた弟」に何かを伝えたいんじゃないか。父に描けと言っているんじゃないか。


口をへの字に結んで刀を持つ侍の絵を見て、そう思った。9B18DF03-E241-4784-91CC-02B634E4B965.jpg

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2015年08月02日

寓話

今日、アルティオで、たぶん二十数年ぶりの再会があった。

忘れていた記憶がしまわれている場所がひとつあけられた。そんな感覚だった。

再会したのは、iさん。
時間の経過は、彼に素晴らしい恩恵をもたらしていた。

今日、彼との会話の中に頻繁に出て来た言葉は、「わらしべ長者」。

もちろん私は長者どんではないけれど、なんであれ寓話は、物語の登場人物を今の自分と周りに置き換えてみると、見えないものが見えて来たりするものだなあ。だから寓話というわけで。

実はここ数日、今までになかった関わりがあちらこちらから求められたりしているところだ。
キャッチしたボールはどこかに投げないとゲームは進まない。

その新しい関わりにちょっと戸惑いもあったんだけど、寓話になぞらえてみるのもいいかもしれない。










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2015年04月18日

石神の丘美術館展初日

岩手町立石神の丘美術館で、「古山拓水彩画展」がはじまりました。

今日はオープニングセレモニーの挨拶、テープカットに続いて、館内での作品解説、その後の芸術監督斎藤純さんとの対談、美術館友の会のみなさんとお茶会と目白押しでした。
もちろんはじめて会う方々がほとんど。
岩手町の副町長さんはじめ、岩手町のみなさんが温かく迎えてくれて、一年間の制作の疲れが吹き飛びました。

私の絵はさておき、岩手町の自然風土が素晴らしいです。宮沢賢治の心が宿って居るようなところです。
新幹線なら仙台からいわて沼宮内駅まで50分ちょっと。
よかったら足を伸ばして見てください。

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