2018年05月30日

J:COM仙台「仙台人図鑑」youtube

J:COM仙台で出演した「仙台人図鑑」がYouTubeに流れています。
https://www.youtube.com/watch?v=csw5nejl7SM
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2018年04月29日

GWまっただなかの個展・スタートします

晩翠画廊20周年リレー展「古山拓水彩画展」のご案内

GWまっただ中の個展開催となりました。
遊び疲れた合間に、よかったらどうぞいらしてください。

会期/2018年5月1日(火)〜6日(日)

会場/晩翠画廊 仙台市青葉区国分町1丁目8-14 仙台第2協立ビル1F
        TEL:022-713-6230

作家在廊予定は次の通りです 初日1日(火) 3日(木・祝) 5日(土・祝) 6日(日)
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2018年04月14日

水彩画とエッセイ

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東北通信情報懇談会の会報誌「メルカート」の最新号が手元に届きました。背表紙に「旅絵」と題した水彩画とエッセイを担当して6回目。今回は秋田・由利本荘市の鳥海山を題材にしています。

今まで絵とエッセイの仕事をいただいてきましたが、メルカートは東北全域をテーマにしています。取材旅の合間にこころに舞い降りたキーワードから、自分の内側を振り返ることができて、とてもありがたい仕事のひとつです。

テキストも下記に紹介します。ご笑覧ください。

 * * *

菜の花畑へ-鳥海山

 わたしは小学生の頃、岩手の二戸という町にすんでいた。家は町はずれだった。当時、東北本線がすぐそばを走り、線路の向こうには急斜面の山が壁のように立っていた。列車が通るとゴトンゴトンとレールの音が山肌に反射し聞こえてきた。そのたびに「あの山の向こうはどんな風景なのだろう?」と思っていた。

 山を登りきり、稜線から向う側を見たい。その想いは結局叶わず、数年で転校することになった。登山家や冒険家なら、そんな体験が原体験の一つなったと言っても格好がつくが、残念ながらわたしはそのどちらでもない。山に登る習慣のない自分ではあるけれど、それでもその存在の強さはわかるような気がする。

山はただそこにあるだけだ。しかし、麓や周囲に暮らす人にとって、その姿は目に見えない心の盾だ。特に住み慣れた場所を離れた時に、その盾の強さは強靭となる。

 今回の絵は春の鳥海山。山形側、秋田側それぞれで違った稜線を見せてくれる。何度旅しても深呼吸をしたくなる山だ。

 何気なく山なみを眺め、息を吸う。そうすることで心の楯の厚みが少しずつ増して行く。二戸で見ていた名も知らぬ山もまた自分に大きな何かをくれているのではないか。

 この絵の菜の花畑は、由利本荘側から登った桃野という地区に広がっている。

(絵と文・古山拓)
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2018年03月18日

鹿踊り_大いなる力への祈り

森羅万象、神様、宇宙、大いなるもの、、、どんな言い方でもいいのだけれど、昔から人々はそんな全てを司る力を知っていて、それぞれの文化のありかたで働きかけてきたと思います。

私が興味をひかれる文化に古代ケルト文化がありますが、その文化圏でも森羅万象に力が宿り、Faeries=妖精がいきいきと描かれています。

以前、ケルト文化の色濃いアイルランドを旅したときに妖精の画集を買ってきました。妖精といっても、かわいらしいものではなく結構怖い。小さなブラウニーなんて名前こそ可愛らしいですが、それだって実際目の前に現れたら、ひきます、きっと。そこには大いなる力への畏怖があるように思えます。

ひるがえって自分が暮らす日本の祭りや伝承芸能を見ると、やはりおおいなる力への畏敬の念や感謝がかたちになっているように思えます。

ふるさとである岩手に鹿踊りという伝統芸能があります。(宮沢賢治も「鹿踊りのはじまり」という物語で鹿踊りのことにふれています。)この踊りの衣装を見ると、ケルトの妖精達を思い出してしまうのです。動物と人間がひとつになっているような、そんな不思議なデザイン。(実際に目の前で鹿踊りの衣装をまとった踊り手を見ると、その大きな存在感に圧倒されます。)

いつも鹿踊りのデザインを見るたびに、人は大いなる力と常に繋がっている、、、という想いが拭えませんでした。

今日アップした絵はその鹿踊りへの想いを描いた一枚「faeries_鹿踊り」です。
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ギャラリーサイトはこちらになります。
https://www.artio.jp
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2017年09月15日

ロンドンタグ

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今、あるテーマで地道に一枚二枚と制作を進めている。
描きたくてたまらないテーマで、もちろん発表の場も考えつつの水彩制作。

企画から制作、進行スケジュール管理、発表、販売まで。作家にとってはすべてが大事な仕事。軍でいうなら、指揮系統がしっかりしていないと、また兵站がおろそかでは最前線の兵士は戦いようがないのと一緒だ。制作は兵站にあたるのかな。もちろん最前線は展示だよね。

年明け、ある企画がスタートします。いまは雌伏の時。ひたすら地道に描く。
そんな企画用の一枚。
「ロンドンタグ」です。
外国の船は,異国の旅風景と同じく、とても楽しく描けるモチーフですね。
フネの絶妙な曲線は、自然の美しさ(女性かな)と一緒だ、といつも思うのですよ。

追伸
なにかに『#水彩画、みたいなハッシュタグを10個はつけましょう』とかいてありました。どうやら見てもらえるらしい。
なので、10個(!)つけてみます。。。結構大変だな。。。三日坊主間違いないわ、こりゃ。。。
これでアクセスが上がったら、続けてみるとしましょう。
↓こんなのでいいのだろうか、、、まあいいや。

#タグボート #船 #イラスト #水彩 #ロンドン #英国 #個展 #曲線美 #海の絵 #古山拓 #画家
#イラストレーター
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2017年09月01日

ウェブサイトに水彩新作追加

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ウェブサイト・ギャラリーのWatercolourに透明水彩で描いた新作を数点追加しました。一番新しい作品は「shine」です。

ヨーロッパを旅しているとどんな小さな町にも教会があります。いつもそんな教会をみるたびに、高きところへ、すなわち神様のもとで輝きに包まれたい、という人間の性を感じます。わたしは仏教徒ですが、キリスト教の教会も大好きです。

もちろん日本でもどんな小さな町や村にも必ずお寺や神社がありますが、どうも日本のそれとは感覚が違います。いち個人に責任が大きい西欧ならではの宗教観を教会の塔に感じるのは私だけではないように思います。日本の場合、個人の責任が問われる、あるいは断罪という感覚は、西欧に較べて薄い感じがします。

ひとり自営をしていると決めるのも失敗するのも自分。他のせいにはできませんから、おのずと神様にすがりたくなります(笑)私の場合は神社によく行きますが、手を合わせるときにつぶった目の奥には光=輝きがあります。

結局洋の東西問わず、神様、八百万の神様、仏様、すべて輝きということなのでしょう。
shineの絵でレモンイエローを空ににじませたのは、そのためです。
大きな力に包まれる平安。すべてに光りあれ♩

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2017年08月05日

鳴瀬中央医院に家族の思い出の水彩画

水彩画の注文には、注文主の思いが添えられることも多々あります。
それは、卒業した母校だったり、大好きなぬいぐるみへの想いだったりといろいろです。

今回お渡しした絵は、「家族の思い出の場所を描いてほしい」というものでした。 オーダーくださったのは鳴瀬中央医院の齋藤院長。
リニューアルオープンしたおりにも奥松島と場所にこだわり注文くださったのですが、今回は「西蔵王公園に遊ぶ子供達=家族の思い出」。実際に山形県の西蔵王公園現地に足を運んで取材、家族の写真を数枚お借りしての制作となりました。

実はリニューアルオープンのときに、私の描いた「子供の情景」も鳴瀬中央医院さんに嫁いでいますが、その絵と並んで掛けたいので、違和感のない表現をお願いします、ともオーダーには添えられていました。

先日、「診療が終わり、早速絵をかけました」とのメールとともに待合室の写真が送られてきました。
前に嫁いでいた「子供の情景」に描かれた子供が、友だちがそばにきてよろこんでいるように見えました。

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2017年07月27日

門出の水彩画

雨続きだった仙台に晴れ間がおとずれたと思ったら、なんと涼しいこと。昨日、絵を納品にクルマを走らせていましたが、窓を開けてエアコンオフ。7月下旬とは思えませんでした。

納品先はクルマで30分ほどの住宅地。南三陸町で津波で流された食事処が再建、その店を知る方から贈呈用に作品オーダーをいただいていました。その納品でした。

描いた作品は南三陸町に震災直前取材していた浜をモチーフにしました。新しい店の門出と商売繁盛を願って、夜明けに漁に出ようとしている漁船を描きました。

お客様の元へ届けると、さっそく「今から届けに行って来るよ。」

ちかいうちにその食事処へお昼ご飯食べながら絵を見に行ってこようと思います。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
広告が頻繁に表示され、見にくい場合がございますので、新サイトに移行中です。
こちらを是非ブックマークにご登録ください。
https://www.artio.jp/

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2017年07月15日

仙台本町界隈スケッチ

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本日も暑かった。そんな夏日、NHK文化センター水彩講座で生徒さんと仙台の街中へ。
選んだ場所は本町界隈。

こんな日は、生徒さんが安全かつ日陰、さらには人通りの邪魔にならず、なおかつ描く面白さを発見しやすい場所、とスケッチのポイント探しに苦心することになる。

で、現地には30分前到着。界隈をうろついて場所決めした後に生徒さんを待つことにした。

待ったのは15分ほど。なのだけれど、気温上昇の中、ただ待つというのは時間の経つのがなんと遅いこと。

生徒さんたちはそれでも本町裏通りスケッチを楽しんでくれたようでした。

実はこの本町、28歳の時、イラストレーターとして雇われたデザイン会社があったところ。10人ほどグラフィックデザイナーがいたなかでイラストレーター(カンプライターでもあった)は自分一人だった。

プレゼンバッグという社名そのまんまいつも仕事ぱんぱんで、だから家にも帰れなかった(笑)ですがそれゆえナマクラなりに鍛えられました。
歩けば本町嗚呼青春。
そんな過去もあってか、この町はいつきても懐かしい。

アップした絵は、お手本にあれこれ喋りながら描いた絵です。

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2017年07月02日

水彩仙台風景

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仙台藤崎百貨店カレンダー7月の絵柄から「霊屋橋」をご紹介します。
レイヤバシ??
いえいえ、「おたまやばし」と読む、伊達家の霊廟瑞鳳殿の下、広瀬川にかかる橋です。

本日「古山拓水彩アクリル展〜旅の導き〜」に、午後一時より午後五時まで会場入りします。
(於・ライフスタイルコンシェルジュ 仙台市青葉区一番町 3-11-8 2F)
どうぞ、涼みにお立ち寄りください。

仙台夏空、せせらぎ献上♩

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2017年07月01日

ライフスタイルコンシェルジュ展

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今日から、ライフスタイルコンシェルジュで水彩とアクリルの作品が展示されています。
仙台市内一番町商店街の中ほどです。
お近くをお通りの際はお立ち寄りください。

私の会場入りの予定は
7/2と7/29の13:00〜17:00です。

7/19のラウンジセミナー講話「導きを信じて描く」は、おかげさまで、会期オープンと同時に満席となりました。
この場をお借りして、篤く御礼申し上げます。

ライフスタイルコンシェルジュ
仙台市青葉区一番町3−11−8−2F

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2017年06月29日

学び舎

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学び舎を描く仕事が続いています。
仕事には不思議な流れがあって、似た仕事が立て続けに動きます。
あ、思考はエネルギーだから、べつに不思議でも何でもないですね。当たり前のことかもしれません。

学び舎にはいろいろな思い出が詰まっている、特別な建築物ですね。
今は無い、お客様の思い出の校舎の水彩制作オーダーもはいっていますが、お借りした資料写真と向き合っていると、そこに通う生徒達のドラマが勝手に頭の中で動き出します。
学校には様々な無垢な感情が詰まっています。
それらを思いながら描く。
この仕事は描き甲斐があります。

今回アップの絵は、校舎ではありませんが、東北大学農学部雨宮キャンパスの正門守衛室。
校舎は残念なことに取り壊しが始まりました。守衛室は保存されるのではないかとの噂がありますが、ぜひ保存してほしい建物です。
posted by タク at 23:21| 宮城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

古山拓展「旅絵物語」告知

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古山拓展「旅絵物語」が11日日曜日からはじまります。
水彩、半具象から抽象まで、すべてモチーフは「旅」です。

百数十年前、文学の巨人「正岡子規」が、東北旅へ一歩踏み出したときに詠んだ句があります。

「旅衣 ひとへに 我を護り給へ」

彼とは逆に、私は陸奥東北から、東京へ向かいます。
この句がじわりと染みる上京。

ご覧いただければ幸いでございます。

6月11日(日)〜18日(日)
AM11:00~PM6:30(日曜・最終日PM5:00まで)
会場/東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル2F
ギャルリ・サロンドエス(TEL03-3571-3321)
posted by タク at 23:20| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

チャグチャグ馬コと重戦車

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絵は、チャグチャグ馬コという岩手の祭りをモチーフに、10年以上前に描いたものと、昨年の作品(記事末尾)。描き方が変わっているのが我ながらおもしろいです。
わたしのふるさと岩手には「チャグチャグ馬っこ」という春祭りがあります。
南部岩手は名馬の産地として有名ですが、農耕馬に感謝を込めてめいっぱい飾り立て、滝沢市から盛岡市の八幡宮まで練り歩きます。

祭りの主役は農耕馬とともに子供でもあります。かならず馬の上には幼い子供達が鎮座します。

一年に一度、農作業を忘れ、愛する馬とこどもたちへの愛情がありったけこめる。静かな祭りですが、見るたびに胸がぐっと熱くなります。

余談ですが、実は大人になって間近で馬を見た時、その強烈な迫力に「これは今で言う重戦車だ」とも思いました。大きな体躯の両側に垂れる飾りと農耕馬の足腰の逞しさがそう思わせました。
一騎当千という言葉がありますが、馬を見上げる足軽の目線に立つと、言い得て妙、と思いました。

平成29年度は6月10日開催。
今年はちょうど銀座ギャルリサロンドエスでの個展搬入日にあたり、残念ながら見られません。来年は行きたいなと思っています。

下の作品「ハレの日」はこの春、アトリエアルティオにて展示中です。よかったら見にいらしてください。

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posted by タク at 10:16| 宮城 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月03日

オーダーの日

今日は祝日。3.4.5の祝日、アトリエアルティオを開くことにしました。
朝一番から描き下ろしオーダーのお客様が来訪。打ち合わせの最中にもつぎつぎとお客様が。うち三つが注文制作でした。

一般のお客様は絵が注文できるとは思っていない、というのが実感としてありました。
けれどもアルティオをオープンしてから、お客様と話せる場ができたせいか、制作の依頼が増えてきました。これはとてもうれしいことです。

内容は、水彩画はもとより、イラストまで多種多様です。

描くことで役に立ちたい。役に立つ場は、広告代理店や出版社、制作プロダクションといった、広告媒体にかぎりません。個人のお客様へも同じスタンスで受注しています。
オーダーご希望の方は、「メールでのお問い合わせ」よりメールにてご相談ください。

今日はここで、アトリエ・アルティオに個人様から注文いただいた画像を、一部紹介します。


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助産院クリアファイルイラスト+デザイン

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海外のお取引先CEOへのプレゼント用として,東北風景を描き下ろし

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オリジナルCDイラスト+デザイン

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プレゼント用水彩画_贈り先様の故郷(スコットランド)風景

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プレゼント用水彩画_贈り先様の故郷(岩手)風景









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2017年05月01日

賢治のにほひ

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仙台アエルの丸善ギャラリーで開催中の展示会も明日火曜日が最終日。

連休ということもあってか、東京方面からのお客様もいらしています。
そんな東京から偶然立ち寄ったお客様のもとに、一点の東北を描いた作品が嫁ぎました。

話をすると、宮澤賢治を研究しており、花巻に行く途中、仙台に下車してみたとのこと。
自分が岩手出身と伝えると、
「宮澤賢治の童話の風景が絵にかんじられたのは、そのせいですね」

背筋が伸びました。

この絵は嫁いだ絵ではありませんが、原風景的岩手県北を描いた一枚です。
posted by タク at 14:47| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

ダイレクトに描く

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風景水彩画で個展をし続けていると、当然ながら風景水彩画を描くことがあたりまえ、と思われてしまっても仕方がない。
だけど、違う表現をしたいもう一人の自分がいる。
それに素直に従って描くと、引かれてしまう場合も多々あります。多々あるけれども、描きたいものは素直な出し方で描きたい。
そうして描いた作品は、受け入れてもらうまでには時間がかかります。

この絵も風景水彩画とは違うけれど、気持ちをダイレクトに描いた一枚。
私の場合旅がモチーフであることが多いので、数日間の滞在の印象を描こうとすると、こんな表現になったりします。
「暮らしをしつらえる展」(丸善仙台アエル展1Fギャラリー)に本日いらしたお客様が、気に入ってくれた作品です。
普通の水彩画作品も見続けてきてくれたお役様に、表現が違う作品を評価してもらえるのは、いつもとは違った嬉しさですね。

明日日曜は正午から夕方6時まで会場入りします。

壱文仙台焼・大江文彦
藤工芸・林恵美子
ガラスエッジング・森恵三・森いく子
木の家具ギャラリー・渡邊栄木
月山和紙あかり・せいのまゆみ
水彩画・古山拓

6名の作家がおまちしていますので、どうぞお立ち寄りください。

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posted by タク at 00:41| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

水彩どこから塗り始める?

昨日、仙台リビングカルチャーで水彩ワークショップがありました。
テーマは「桜を描こう」。

受講生の年齢層は今回特に幅広く、70代のご婦人から最年少は16歳の高校生でした。

最初の一時間ほど、手本として一枚描きあげるのですが、はたしてどこから塗り始めるか?これが生徒さんの最も気になるところでしょう。

今回は、以下のような感じでした。

紙が濡れた状態に、大まかに絵の具をにじませる。
花の影っている部分を薄紫を置く。
桜色をうっすら。
枝の茶系
背景に暗い色を塗りながら、同時に筆の穂先で花びらのアウトラインを浮き上がらせる
再度花に戻り、仕上げのピンク系加筆

文で書くとこういう流れでしたが、いつもこうとは限らないのが水彩の面白いところ。偶然のにじみや想定外のブチが生まれると、流れを変えて対処したり色のバランスを取ってみたり。

基本、透明水彩は「暗い濃い色の上には、明るい色は乗せられない」ということを理解すれば、なんとかなる、と思っています。
即興が水彩の面白さでもあり、作者らしさが生まれるところでもあると思います。

ほとんどの生徒さんが「背景着彩で桜を描き出す」という今回の趣旨を理解してくれて、教える私としてもとても充実感があった3時間でした。

アルティオにはちび絵新作が仲間入り。
フィレンツェとベネツィアの小さな世界が壁面にかけられました。
同時に品切れになっていたフランス製のシャボン=石鹸もようやく昨日入荷しました。缶入りですが入れ物の絵がまた素敵なのです。

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2017年03月29日

石鹸もアートグッズ

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ヨーロッパが好きでよく旅に出ます。絵はフランスブルターニュのヴァンヌの町の一角を描いたものです。
旅で帰りの荷物がぱんぱんにふくらむのは世の常です。
私の場合、画集や現地で仕入れた資料でふくらむのですが、じつは各地で買い求めた固形石鹸=シャボンもかなりの比重を占めています。
ヨーロッパの石鹸はパッケージがとにかく美しい。そして香りがそれぞれオリジナリティがあり帰国後も箪笥の中で旅の記憶をふりまいてくれています。

きがつくと、毎回欠かさず求めてくるものが固形石鹸で、ギャラリーを構えて二年目のある日、ふと思いました。
「そういえば、お気に入りの石鹸、仙台で探すの大変だ。ならば自分たちで仕入れちゃおう」

というわけで、ヨーロッパの石鹸をギャラリーの片隅で取り扱いはじめたのが、今年のあたまです。気がつく人は気がついてくれる程度の静かな扱いですが、こだわる方にはとても喜ばれて、なんだかうれしい昨今です。

こころの深い部分にやさしいものでお役に立ちたい。
水彩画もそういう意味でお求めいただけるわけですが、石鹸も根っこは一緒だな、と感じます。
両方ともおなかがいっぱいになるわけじゃないし、ビジネスが加速するわけでもない。
でも、「目に見えない心をじんわりと満たしてくれるもの」。

石鹸もアートグッズ。
アルティオではそう考えています。
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2017年03月23日

手本を描く

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カルチャー水彩教室で時々やることに、デモがある。生徒さんにぐるっと囲まれて描くお手本制作だ。
それとは別に、アトリエのマンツーマンレッスンで、「これを先生ならどう描かれますか?」と請われ、ざざっと手本を描くことがある。これは前者のデモとは全く異なる。

前者は技術を教えるため、頭の中で「ここではこの技法を伝えよう」と考えながら描いている。なので、ある意味システマティックだ。

後者の場合、だいたいレッスンが終わる間際にたのまれる。時間とすれば5分〜10分程度というところ。この場合、技術は教えない。
ほとんど勢い。そして、喋らない。だからだろうか、終わると気がカラッポになるのを実感する。

この絵は先日、アルティオでのマンツーマンレッスンのラスト数分で描いたもの。生徒さんが持って来た描きたいという風景写真がモチーフだった。

この場合、紙は水彩紙を使わない。使うのは格安定番「黄色と黒のスケッチブック」。当然透明水彩絵の具は、それ専用の水彩紙のようにはのってくれない。時間もない。そこが面白い。描き終わるころには快感すら覚える。本制作もこれくらい迷わず描ければいいのにな、とさえ思う。

短い時間と性能の限られた紙。それでもそれが自分にくれるものは、とても大きいと思うのです。













posted by タク at 23:58| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする